海軍航空技術廠
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海軍航空技術廠(かいぐんこうくうぎじゅつしょう、はじめ“航空廠”のちに空技廠と呼称される)は、日本海軍航空機に関する設計・実験、航空機及びその材料の研究・調査・審査を担当する機関。
組織上は、横須賀鎮守府の管轄下。
昭和7年(1932年)、海軍の追浜飛行場に隣接して海軍航空廠を設置。昭和15年(1940年)、海軍航空技術廠に改組・改称。後に、第一技術廠に改編。
軍直属の研究開発機関として、実用機よりも研究機や試験機などの製作に重点を置くべきだったにもかかわらず、実際には実用機の設計・生産も多数手がけた。空技廠が手がけた機体は、技術的に斬新なものが多かったが、それゆえにトラブルも多く運用の現場に負担を強いたことも事実である。
[編集] 組織
- 科学部
- 発動機部
- 飛行機部
- 飛行実験部
- 兵器部
- 発着機部
- 材料部
- 爆撃部
[編集] 参考文献
- 碇 義朗『海軍空技廠 誇り高き頭脳集団の栄光と出発』(光人社、1989年新装版) ISBN 4769804474
- 碇 義朗『航空テクノロジーの戦い 「海軍空技廠」技術者とその周辺の人々の物語』(光人社NF文庫、2004年) ISBN 476982114X
[編集] 関連項目
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