激突!あごはずしショー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
激突!あごはずしショー(げきとつあごはずしショー)はニッポン放送で1987年10月-1988年3月に放送されていたラジオ番組。放送開始日時は毎週土曜日20:00。
司会は越前屋俵太。 審査員は複数おり、固定ではない。放送作家の常倉十紀二などが勤めた。 予選オーディションを勝ち抜いてきた芸人が自分のネタを観客や審査員の前で披露し、それが面白くないと感じた審査員は手を上げ、審査員全員が手を上げるか持ち時間いっぱいまでネタを披露できる形式の公開オーディションコーナーを柱としていた。
土曜20時という放送時間帯はゴールデンタイムのため、テレビでは「オレたちひょうきん族」「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」という超強力な番組が放送されていた。そのため聴取率が極端に低かった。それを逆手に取り、電話帳から任意に選んだ家庭に電話して番組を聞いていたら(「激突」に対して「あごはずしショー」と合い言葉を言えたら)賞金100万円をプレゼントするという企画もやっていた。当然のようにプレゼントされることはなかった。
番組は基本的に公開生放送でハガキ抽選では無く、当日の先着順で観覧が可能であった。渋谷109スタジオをメインにニッポン放送有楽町旧社屋のラジオハウス銀河で行われた。
また、この番組の優勝商品はニッポン放送の番組のレギュラー獲得だった。
タレントの伊集院光も、元ギャグオペラ歌手というふれ込みでこの番組の公開オーディションで優勝した。伊集院も「山口良一のそれゆけ!土曜日行進曲」レギュラー獲得。また伊集院光が「審査員の方、この問題が分かったら手を上げてください」というネタを披露した所、本当に審査員全員が手を上げてしまい、あっという間にネタ見せが終了したことがある。 また、グランドチャンピオン大会においても優勝している。