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伊集院光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

伊集院 光いじゅういん ひかる、本名:篠岡 建しのおか けん(旧姓:田中)、男性、1967年11月7日 - )は、日本タレントラジオパーソナリティ星企画三遊亭圓楽一門が所属する芸能事務所)、フリーを経て現在ホリプロ所属。

東京都荒川区尾久出身。身長183cm。体重120kg。荒川区立第七中学校卒業、東京都立足立新田高等学校中退。

目次

[編集] 略歴・エピソード

[編集] 落語家時代

1984年7月より落語家三遊亭楽太郎に入門、三遊亭 楽大(さんゆうてい らくだい)として活動をはじめる。楽太郎入門のいきさつは諸説あるが、本人の弁によると伊集院の父親の知り合いである“吉河さん”が紹介してくれた為。後に“吉河さん”は楽太郎の師匠三遊亭圓楽の実弟である事が判明。その後、高校3年の2月に高校を中退。

1988年には二ツ目に昇格。因みに、楽太郎から下ろされた噺は40-50席以上100席以下、1988年には第17回NHK新人落語コンクール(現:NHK新人演芸大賞「落語の部」)本選に出場を果たしている(他の本選出場の4人はいずれも修行年数が10年以上)。

当時は自身の古典落語に自信を持っていたが、楽太郎宅において20代中頃の立川談志の落語「雛鍔」のテープを聴き、自信を失った事が噺家を辞めた理由の一つと語った事もある。自身の番組に談志がゲスト出演した際に、このエピソードを話したところ、「嘘臭ぇな。辞める理由を探してたんだろ」と突き放され、顔面蒼白となった。尊敬する芸人としてイッセー尾形と共に談志を挙げる事が多い。落語の道を諦めた他の理由として、(太り過ぎて)正座するのが辛くなったからと答えることもある。

また、正月興行の際に圓楽の物真似で寄席若竹の悪口を言った為、圓楽本人にたっぷり油を絞られたという。

[編集] ラジオ(ニッポン放送時代 : 1987-1995年)

伊集院光という名前でデビューしたのは、楽太郎に隠れてラジオ番組へ出演した事がきっかけ。元兄弟子の初代三遊亭花楽京(現放送作家:石田章洋)からの誘いにより、楽太郎に隠れてニッポン放送のオーディション番組『激突!あごはずしショー』(1987年10月~1988年3月)に出場し(3人来て1人が)合格。他の2人が、ラジオ番組なのに顔まねをするなど到底合格出来ないものだったと本人は語っている。当時のキャッチフレーズは『オペラの怪人』。

激突!あごはずしショー』出場に際して楽太郎に想像されない名前で出ようということで、オールナイトニッポン(水曜2部 1988年5月~1990年3月、金曜2部 1990年4月~1990年10月)の安岡喜郎ディレクター(2005年現在は日本テレビのチーフプロデューサー)が考案した伊集院光と綾小路遥(東京太郎との説も有り:ニッポン放送開局50周年記念番組にて本人談)の芸名二択より選択した。但し、激突!あごはずしショーは勝ち抜き形式のオーディション番組であったため、一度敗退後、二度目は綾小路遥の芸名で四週程度出場した。一時期、事実と異なるプロファイル(青森県出身等)を自称していた理由も、師匠にバレないためだったと言われる。

安岡氏がラジオパーソナリティー伊集院光の育ての親であると伊集院自身も語っている。伊集院光が使用していたという「元ディレクターの昔の彼女名義の電話回線」のディレクターとは安岡氏のこと。現在でも絶対に頭の上がらない人として三遊亭楽太郎と共に氏を挙げる。

当初はギャグオペラ歌手という肩書きであった。『激突!あごはずしショー』の優勝賞品として、『山口良一のそれゆけ!土曜日行進曲』のレポーターとして採用。そのキャラクターを安岡ディレクターによって見出され、1988年に同局の『オールナイトニッポン』(水曜2部)で活動開始(1990年には金曜2部に移動)。並行して落語家活動も続けていたが(『笑点』の若手大喜利にも出演)、人名に見える単語というネタから架空のアイドルをデビューさせてしまった芳賀ゆい(はがゆい)プロジェクトなどで話題にのぼる。程無く別名での活動が落語業界内で問題になり、落語家としての籍を離れる(破門ではなく自主廃業)。しかし、2003年4月には三遊亭楽太郎一門会へ出演させる等、楽太郎は未だに身内として扱っている。

また、伊集院がオールナイトニッポン水曜二部を担当していた際に同日の一部を担当していたのが、当時筋肉少女帯ボーカリストであった大槻ケンヂだった。1989年3月には2人で光ケンヂのオールナイトニッポンという企画を行っている(当時、人気絶頂期であった光GENJIをもじったもの)。これが縁で、筋肉少女帯の「これでいいのだ」という曲にコーラスで参加していたりする。さらに、当時1部の前には、上柳昌彦のぽっぷん王国があり、水曜日に放送時間帯が連続する上柳昌彦、大槻ケンヂ、伊集院光の3人を総称して、「バカばっかしの水曜日」というフレーズが水曜日の3番組内で多用された。この頃、大槻ケンヂが笑っていいとも!のテレホンショッキングで伊集院光を紹介しようとしたが、当時の知名度の低さからかスタッフに「誰ですかそれ?」と言われ紹介できなかった。1991年より同局「Oh!デカナイト」でブレイク。

当時、非常に人気のあった三宅裕司のヤングパラダイス(1983年4月~1990年3月まで月曜~木曜の22:00~24:00)の三宅裕司の降板に伴い、オールナイトニッポン金曜二部のレギュラーであった伊集院光と、内海ゆたお(現在、芸名を「ゆたか」と改めて漫才コンビ笑組として活動中)の二人が後番組の最終選考に選ばれた。その結果、当時伊集院よりも無名であった内海ゆたおが選ばれ、内海ゆたおの夜はドッカーン!(1990年4月2日~1991年2月28日)が開始された。新聞に全面広告を掲載するなど大々的なプロモーションもあり人気番組となったが、精神的なプレッシャーのために11ヶ月で降板することになり、「伊集院光のOh!デカナイト」(1991年3月1日~1995年4月27日)が開始されることとなった。

  • 落語家として二ツ目に昇進した際、師匠三遊亭楽太郎に連れられ各放送局を挨拶回りするが、その際ニッポン放送では既にラジオ番組を開始しており、落語家であることを知らなかった一部のニッポン放送社員は三遊亭楽太郎の後を歩く伊集院を不思議そうに見つめていたらしい。
  • オペラネタの例(全てオペラ調で歌い上げる)
    • 曲名:マーメイド伝説より人魚の真実
    「嵐の夜に僕を助けた美しい君、本当はマーメイド。
     金の髪に透き通る瞳、そして何より生臭い」
    • 曲名:ゾンビの腋臭は気にならない
    「ゾンビの腋臭は気にならない」
    • 曲名:鰹風味のふんどし
    「鰹風味のふんどし」
    • 曲名:大きな栗の木の下で
    「大きな声のただのデブ」
    • 曲名:恋人が三太夫(恋人がサンタクロースのリズムで)
    「恋人が三太夫 毒蝮三太夫
    • 曲名:エイズの歌(四季の歌のリズムで)
    「猿を愛した人が最初のエイズです」
    「恐山のイタコ」
    • 曲名:静香の眉間(♪静かな湖畔の森のかげから~のリズムで)
    「静香の眉間にシワがよっている 工藤工藤 工藤工藤工藤」
  • ギャグオペラ歌手という肩書きを名乗っていたため、本当のオペラ歌手と勘違いされたのか、オペラ風に唄うという仕事依頼が時々あった(『笑っていいとも!』『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば』や『なるなるみになる』のCM等)。このキャラクターを維持するためにオペラについて勉強せねばならず苦労することなり、ホリプロ移籍以降はギャグオペラ歌手を名乗っていない。なお、一般リスナーに対し落語家としての経歴を白状したのは、「Oh!デカナイト」の途中からであった。ギャグオペラ歌手を自称していた当時の自分を示す主語は「私」が多かったが、以降は「俺」「僕」が多い。
  • オールナイトニッポンや伊集院光の初TV番組である冗談画報では、「足立新田高校声楽科中退」(※足立新田高校に声楽科は存在しない)と自称していた。また、冗談画報では父の職業をクラリネット奏者としていた(後日、父親は趣味の一つとしてフルートを演奏したというエピソードを語ったこともあり)。
  • 激突!あごはずしショー』のグランドチャンピオン大会で優勝し、グランプリ賞品であるダイハツ・リーザ、大阪一泊二日旅行を獲得した(大阪旅行はもう一組の上位入賞者も獲得)。但し、大阪旅行は翌週の大阪大会(会場:心斎橋筋2丁目劇場)に出場するため。大阪大会でのゲスト審査員は、当時初の看板番組『4時ですよ~だ』でブレイクしたダウンタウンであった。ダウンタウン松本からは「最後の人(伊集院)ね、最後の人はほんとになんかお金になりそうでしたね」と評された。
  • 伊集院光という少女漫画主役のような芸名だった為、ラジオで伊集院のファンになった女性が伊集院の姿を見たとき「うそつき、詐欺師」と伊集院を罵ったことがあるらしい。ラジオの企画で作った冊子「深読み言葉辞典」には、リスナーより美化された想像図を投稿され、それを見て焦っている自画像が挿絵として載っている(ちなみにイラストも得意である)。
  • ニッポン放送時代は「ニッポン放送・デブの番組」(同時期に松村邦洋もニッポン放送で番組をしていた)で葉書がちゃんと番組に届くという逸話まで残っているほど(深夜の馬鹿力でも「6チャンのラジオの方」という宛名に「伊集院の似顔絵」を添えただけの葉書が番組に届いたことがある)であった。
  • 「Oh!デカナイト」の企画で久保こーじと組み、「荒川ラップブラザーズ」のクレジットでラップのCDも出している(シングル、アルバム各1枚)。略して「ARB」。(2007年2月に3曲のみ通信カラオケDAMにて配信された)
  • 「Oh!デカナイト」時代迄は電車移動をしていた様で、有楽町駅から徒歩でニッポン放送へ向かう伊集院の姿がよく目撃された。
  • 「Oh!デカナイト」時代、経済的に一人立ち出来たので(家族との確執もあった為か)念願であった一人暮らしを世田谷区下北沢で始める。近くに幼稚園があり、その環境について番組内でネタにしたり、同じマンションに住んでいた小学生男児と友達になり、学校から帰ってきたその子供が伊集院の部屋に来て一緒にスーパーファミコンをやる仲になった等の逸話もある。この話は何度か番組内で話していた。また、当時着る服が無くなった為、深夜近所のコインランドリーでパンツ一丁になり着ていた服を洗濯していたところ、偶然入ってきた人に「パンツ一丁のデブが居て驚かれた」という話も番組内でネタにしていた。
  • 1995年4月にOh!デカナイトを降板する。このことについて伊集院自身は「居酒屋で局長を一本背負いしてしまいニッポン放送を追放された」とよくネタにしているが、実際は上層部(森谷和郎(現・編成局長)と宮本幸一(現・常務))と対立したことが原因と見られる。他にも意に添わない企画をやらされたり、番組スタッフがどんどん交代してしまい意思疎通が思うように行かなくなった等、現場介入が激しくなったとの理由もあるらしい。また、当時ニッポン放送と角川書店が大々的に宣伝していた映画「REX 恐竜物語」に肩入れしている姿勢や、同時期の電気グルーヴ同様、強制参加的なストップ・ジ・エイズキャンペーンにうんざりしたという話もある。そのため追放に近い形での降板であり(5月は改変期ではないのに番組が終わっている)、その後もゲストとしてすら呼ばれていない(ニッポン放送が有楽町からお台場に移る際の特番歴代パーソナリティーのリレーにも呼ばれなかった。ただ、その後2004年行われた開局記念日スペシャル番組で一度だけ出演している)。また、TBSで番組開始後はスペシャルウィークの際には必ず伊集院の番組の同時間帯(月曜25時)に通常のオールナイトニッポンではなく大物ゲストパーソナリティーが行うスペシャル版をぶつけるという戦略がとられているのも彼らの意向という説がある。
  • 1995年10月からはTBSラジオの深夜番組「深夜の馬鹿力」を開始し、主なラジオの活動の場所をTBSラジオへ移す(同様にニッポン放送からTBSラジオへ移動したパーソナリティに天野ひろゆきなどがいる)。

[編集] ラジオ(TBSラジオ時代 : 1995-)

  • ニッポン放送での番組終了後、TBSラジオとTOKYO FMより新番組の誘いを受けたが、TOKYO FMではスタジオ内絶対禁煙なのに対し、TBSラジオではスタジオ内での喫煙が黙認されると当時の永田守ディレクターより言われたことが、TBSラジオでの番組(伊集院光 深夜の馬鹿力)を選んだ理由の一つになったらしい。永田守ディレクターは、ニッポン放送で「伊集院光のOh!デカナイト」を生放送中のCM時間にスタジオへ入って伊集院をTBSラジオに誘い、また呆気に取られるニッポン放送のスタッフへピザを振る舞って帰って行ったらしい。その際永田守ディレクターがどうしてニッポン放送に入れたのかは不明である。また、2006年2月12日放送の日曜日の秘密基地番組内にて、最近J-WAVEから新番組のオファーがあったことを明かした。
  • TBSラジオでの活動は好評を博し、2000年には小桜局長がコロッケパーティーを開催(ナイスプレー賞受賞)。また、2001年にはTBSラジオから「ゴールデンマイク賞」を授与され、2002年には放送批評懇談会から「ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」を授与されるなど、輝かしい経歴を積み重ねており、21世紀のラジオ界を背負う存在に成長した(ギャラクシー賞の授賞式では、「深夜の馬鹿力」番組内の企画として、成人用紙オムツを装着して壇上で放尿しながら受賞スピーチ)。また、TBSでは日曜日の秘密基地という番組も持っており、この番組の2006年2月のスペシャルウィーク企画「どこの誰かは知らないけれど、話してみたらスゲー人スペシャル」にてギャラクシー大賞ラジオ部門を受賞。
  • なお、毎年大晦日に在京3局(TBSラジオ文化放送ニッポン放送)が持ち回りで担当していた全民放AMラジオ局およびラジオたんぱ合同の「ゆく年くる年」では、ニッポン放送時代に1992→1993年を、TBSラジオ時代には1996→1997年・1999→2000年と3度パーソナリティーを担当した。
  • 2001年に授与された「ゴールデンマイク賞」のトロフィーを自局の番組で、「プロデューサーより偉い人から中止命令が出なければリスナーにプレゼント」という危ない企画を実行するが、やはりというべきか番組最後に局長からの電話が入り中止となった。
  • 2005年9月26日放送の「深夜の馬鹿力」では「のまネコ問題」が話題になっていた最中、圧力を恐れて大勢が口を閉ざしていたところに公然とエイベックスの姿勢を批判。気骨があるところを見せた。また、同社所属の浜崎あゆみ、倖田來未にも批判的である(倖田は「深夜の馬鹿力」にゲスト出演の経験あり)。
  • ちなみに、「深夜の馬鹿力」は伊集院がファンである北海道日本ハムファイターズのフランチャイズである北海道を放送エリアとするHBCでも放送されている。
  • TBSの時報音については常々文句があり、深夜の馬鹿力中に鳴る2時の時報を揶揄することが多いが、時報メロディーは身内スタッフの仕事であったりする。

[編集] テレビ・映画

  • 俳優としても活動。1996年伊丹十三監督映画スーパーの女』に出演。1997年に伊丹の遺作『マルタイの女』にも出演する。「マルタイの女」撮影時、伊集院は「深夜の馬鹿力」の企画でかなり減量していた。太っている伊集院を想定した配役であったため、ラジオの企画が終了し再び太るまでの間、映画の撮影は中断された。伊集院がテレビ等で撮影エピソードを語る際には、「伊丹十三をデブ待ちさせた男」と自称していた。
  • 1997年に、浅野温子主演のTBS系の学園ドラマ「職員室」で、中高生向けのラジオ番組のパーソナリティ役として出演した(カーラジオから流れる声のみ)。
  • フジ系ドラマ古畑任三郎に出演。舞台はクイズ番組。唐沢寿明演じるクイズ王に殺害される番組スタッフ役(衣裳担当)であった。
  • ちなみに、同局系ドラマ踊る大捜査線にも出演している。深津絵里の演じる女性刑事を追い回すストーカー役。なお、この役は本来、別の人物(内山信二)が演じる予定だったものが、急遽自分に回ってきたことが台本の不備によって分かり、自身のラジオ番組などで憤慨している。
  • ∀ガンダム劇場版のパンフレット冒頭で作品に対するコメントを書いているが、伊集院本人は基本的にガンダムの一作目(機動戦士ガンダム)以外には疎い。
  • テレビ朝日系「銭形金太郎」では青いツナギを着て登場(2004年3月まで)。ビンボーレポートでビンボーさん宅の風呂場のドアや玄関や床を壊したことから、「破壊王」の異名を持つ。必ずビンボーさん宅の風呂に入ることでも有名で、脱ぐと視聴率が上がる。(スタッフから風呂には入るように、食べ物は食べてみるように言われていたらしい)
  • 大柄な体型から「デブタレント」、豊富な雑学知識から「うんちくタレント」としても活躍している。小学校時代には「屁理屈おばけ」と言われた事があり、それを自虐ネタとして使うこともある。ラジオでは、「うんちくは前世の人々が残してきたモノなので限界がある。早くうんちくブームは去ってほしい。」ともらしたことも。雑学の知識を競うテレビ朝日系列の「全国一斉○○テスト」に出演したが、カラテカ矢部太郎アンガールズ山根良顕に破れ第三位という結果となった。優勝は矢部太郎。
  • 2005年8月14日放送「全国一斉○○テスト」に出演し、強豪アンガールズの山根良顕を破って優勝に返り咲く。
  • 2005年9月25日放送「全国一斉○○テストスペシャル」では、カラテカの矢部太郎を押さえ優勝。賞金100万円を獲得。
  • 2005年12月30日放送、テレビ朝日系列の「芸人雑学王No.1決定戦」では、3位で優勝ならず。優勝は東貴博
  • 2006年6月29日放送「爆笑問題の検索ちゃん2時間スペシャル 芸人雑学王No.1決定戦」では知らない問題でも読みが冴え渡り、アンガールズ山根良顕、東貴博などを押さえ優勝。
  • 2007年1月8日放送、テレビ朝日系列の「芸人雑学王・最強No.1決定戦」では、序盤の問題で苦戦するも問題が難しくなるごとに自身の経験から推理した回答が次々当たり、東貴博と同率で優勝。
  • 以前はTBSオールスター感謝祭によく出ていて、そこそこの賞金を獲っていたが(10~100万円程)、スポーツ魂が始まったので出られなくなった(感謝祭が土曜日に放送されるため)。
  • スポーツ魂で共演する福岡・TVQ九州放送のアナウンサー吉松孝は、中学生の頃からラジオ番組のヘビーリスナーだった。

[編集] 野球

高校時代は野球部に所属しており、今も大の野球好き。小学生の頃から社会人野球のファンとなり、後楽園球場(のち東京ドーム)で開催されている都市対抗野球大会に一人で通い、様々な企業の社歌を覚えていた。その後、プロ野球日本ハムのファンとなる。ファンとなったきっかけは、初めて見に行った日本ハムの試合でホームランを打った千藤三樹男選手からサインを貰ったことにあるらしい。のちにチームの中心選手であった小笠原道大を「近寄りがたい」となるべく避けており、自身の番組に小笠原をゲストに呼んだが、本人は終始緊張気味であった。

チームの生え抜きで2000本安打目前で孤軍奮闘している田中幸雄選手の大ファンである。この事からも分かるように、外様の新庄巨人FA移籍した小笠原に対しては、あまり愛着のあるような態度は示していない。

東京ドームの近くへ引っ越して数年で日本ハムファイターズの北海道移転が発表され、ガッカリした(しかも引越しとほぼ同時に小笠原モデルのファーストミットを購入したにもかかわらず、その直後、小笠原はサードにコンバートされた)というエピソードがある。日本ハムファンをアピールしているにもかかわらず、名古屋テレビで「ドラゴンズ倶楽部」という中日応援番組を任されていたこともある(番組を引き受ける際には、日本シリーズで日本ハム対中日になった際には日本ハムを応援する事を承諾してもらったらしい。番組降板後の2006年にそれが実現することとなる)。そのため、セ・リーグでは中日を応援している。しかし、伊集院がスタジアムに取材に行った日はドラゴンズの勝率が悪く、当時の高木守道監督に名指しで「来るな!」と言われた。

また、オールナイトニッポンを始めた当初は、セ・リーグでは、その日本ハムに日本シリーズで勝った巨人のファンになった、という発言もしていた。

さらに2005年にはHBCラジオで放送された札幌ドームでの日本ハム戦放送へ数回特別ゲストとして出演した。
2006年、日本ハムがパ・リーグ優勝、ならびに日本一を決めた日はテレビ東京の優勝特番出演のため札幌ドームで観戦している。また、特番ではハムのかぶり物をかぶって出演した。

2006年の優勝後にスタッフと食事に行き、店の客に「仕事で日本ハムを応援するのも大変だ」的な事を言われ憤慨してしまった。その際口が滑って「お前らなんか、たかたが2~3年のファンだろう!こちとらファイターズ創立時からのファンだ」と啖呵を切ってしまい、客に加えスタッフからも白い目で見られたという。

大の野球好きで高校球児でもあったが、けっして運動神経は良いほうではない。現在は、ラジオ番組スタッフを中心に構成された草野球チーム「花王ヘルシアXファイルズ」のエースで4番を勤める。また、いつでも草野球ができるようにするために、敵チームとして若手芸人を中心に「Big Assholes」も同時に構成。体重よりも速い球速を投げるのがささやかな夢。

基本的にセパ両リーグへ公平な野球眼を持っているため、特定球団に対して偏ったコメントを発する一部の野球解説者よりも、彼に野球解説を担当してもらう方が的確なコメントをするのではないかというプロ野球ファンもいる。

[編集] 家族

  • 自身の家族構成(二親等内)は、父、母、兄、姉、弟であるが、実家の母や姉と仲が悪く連絡もほとんどしていない。父は会話が少ないものの尊敬をしているとのこと。
  • 父は大手医薬品企業ライオンの研究員であり、日本初の女性用生理用品アンネナプキン」の開発を担当した。その他の開発商品は「シャワシャワ」(入浴剤)、「ゴキブリ全員集合」(ゴキブリの駆除剤)等。オールナイトニッポン番組内では薬剤師の資格を所持していると語ったことがあるため、薬学科を卒業したと考えられる。
  • 父は会社帰りに待ち合わせた伊集院と野球観戦へ行く為乗っていた電車内で、痴漢と間違われて駅員に事務所へ連れて行かれ手荷物を調べられることとなった。当初鞄は開けられないと固辞し、更にやっと開けた所生理用品(仕事で作っていた試作品)が一杯に詰まっていたため、大変怪しまれたというエピソードがある。
  • 父は「大衆と同じ方同じ方に行くのは危険だ」ということを子供に言う性質で、それを極端に受け止め、流行を追わない人間になってしまったと伊集院は言う。日ハムファンになったのもみんながジャイアンツ・ファンであったからで、小学5年の頃日ハムファンが増えた時には社会人野球を、漫才ブームの時に落語を、とその後も「時流のちょっと横」を進む。そして、そんな自身を本人は嫌いではなく心地よく思っているという。
  • 父は幼少期の伊集院に対して「君、君(実子をこう呼ぶ)、惰眠を貪るとろくな大人にならないよ」と言い聞かせてあまり睡眠を取らせない方針で教育をしていたという。そのおかげか、現在の伊集院はあまり睡眠を取らない方が身体の調子がよい体質(俗に言うショートスリーパー)になってしまったそうである。本人曰く一日に3~4時間しか睡眠を取っていないらしい。
  • 父は少年時代の伊集院の自慰行為を目撃しており、伊集院はそのエピソードをラジオ番組内(「深夜の馬鹿力」)で繰り返し語っている。その際の「そのまま続けなさい」という父の一言を、伊集院は面白おかしく明かしているものの、目撃された当時は涙し、直後に短期間の家出に走ったという。
  • 母は父と職場で知り合う。
  • 母は大変な料理好きであったらしく、生きた鯉の丸揚げ(揚がった後も鯉は生きたまま)など珍しい料理をよく作っていた。一時期、料理教室の先生もやっていたことがあるらしい。
  • 姉は既婚だが、音信不通の為に苗字は知らない。本人曰く21歳の頃から会話をしてないが、奥さんは姉と話したことがあるらしい(2000年現在)。そして、姉とは26歳の頃から会っていないらしい(2007年4月現在)。
  • 兄はアイドルおたくで、レコードを1000枚近く持つほどの筋金入りだった。尚且つそのレコードを名前で50音順に並べていたという。
  • 兄はまた短波放送のマニアでもあり、スカイセンサーを所有し地方局の遠距離受信をしていたという。その兄に影響されて伊集院自身も兄と一緒に小学2年生頃からラジオを聴き始めており、現在のラジオパーソナリティーとしての下地の形成に大きく関わったといえる。
  • 兄は東海大学卒業後、ナムコのゲームデザイナーとして『女神転生』の開発に携わった。
  • 兄は13歳の時点で体重が30kgしかなく、栄養失調のポスターのモデルになったり、近所から家族へ虐待疑惑が出た。ただし10年後の大学卒業時には130kgまで増えたとの事。
  • 弟とは何度か二人で海外旅行にもでかけており、家族内では最も仲が良いそうだ。オールナイトニッポンでパーソナリティーを始めた当初、日本シリーズのチケットを取るために弟を徹夜で行列させたと語っていた。
  • 伊集院がラジオパーソナリティーになった時、家にあるラジオが姉の車に付いているカーラジオのみだった為、伊集院を除く5人が近所をノロノロ運転しながらラジオを聞いていたという。
  • 幼少時、周囲から亡くなった母方の祖父にとてもよく似ていると言われたが、後に祖父母と母の間に血縁関係がない事を知らされた。つまり遺伝子的に祖父と似る理由はないが、不思議な事に亡くなった祖父とそっくりだったらしい。
  • 父方の祖父は幼い伊集院をストリップ劇場へよく連れて行っていた。なお、そこで伊集院はストリップ嬢の方々によく可愛がられたとのこと。
  • 伊集院の父も婿養子であったと語ることが多いが、厳密には異なる。戸籍上母は父方の籍に入っているが、共に田中家であったため母は旧姓から変わらず、しかも伊集院の父が母方の実家に住み、(母方の)田中家を継いだため実質的な婿養子になったという。 副次的に田中姓の親戚が多いらしい。
  • 日本テレビ系『うるとら7:00』で共演したタレント・篠岡美佳1995年11月7日に結婚。男兄弟のいない彼女のため、婿養子となる。実家と仲が悪かったためか抵抗なく承諾したらしい。また、「平凡な本名が嫌で、苗字を変えたくて婿入りした」と語った事もある。「婿養子なので~。」というネタをしばしばテレビなどでみかける。夫人は「良く言えば天真爛漫」な性格らしい。また、夫人はタレント大東めぐみオセロ中島知子と仲が良いらしい。ちなみにオセロの中島は伊集院が家へ帰ったときにコタツで寝ていた事があった(中島が「深夜の馬鹿力」にゲスト出演した折の、伊集院の発言)。
  • 伊集院のプロポーズの言葉は「恋愛なんて所詮勘違い。だったら僕と60年間勘違いしてみませんか?」。それを聞いたMikaさんはそのまま伊集院の方を向かずに「余裕を持って100年で」と受けたと『爆笑問題の検索ちゃん』で告白している。
  • 夫婦関係に関して、ラジオでは「カミさんにこんな事を言われた」などマイナス面要素を含んだ事を言う事が多いが、まれに「夫婦円満である」とコメントする。結婚当初は子供が欲しいと語ることもあったが子供はいない。男児が居ない夫人の実家から何度も督促され、夫人からも「高齢出産になるため、作るなら早く産みたい」と言われているが、伊集院に「自分と同じような性格の子供が生まれたら、その子供が不幸になる」という考えがあるため踏みとどまっているのではないかと推測される。爆笑問題とのトークでは「好きで一緒にいるんだからいいじゃないか」「セックスレスである」と発言したことがある。ただし2006年のラジオの放送内容からみると、子供がいても面白いと思っているようである。
  • 妻・篠岡美佳と肉体関係を持っている旨を、「深夜の馬鹿力」で幾度か暴露している。
  • 自分の実家とはあまり仲良くしようとしないのと対照的に、夫人の実家の篠岡家には婿養子ということもあってか、かなり気を遣っている。一時期義母がよく和歌山の有名店の太巻をくれることがあった。基本的に好き嫌いはないが、ほぼ唯一苦手なものが甘いおかずとご飯の組合わせであり、太巻き自体は好きだが中に入っている桜でんぶが好きではなかった。『とんねるずのみなさんのおかげでした』へ出演した際に嫌いな食べ物として太巻を挙げてしまった為、伊集院は義母がその放送を見ないように長電話で懸命の妨害工作をしたが、放送後に義母が知人から内容を聞いてばれてしまった。その後留守番電話に「色々気を使わせちゃって悪いわねー。」とメッセージが残された(因みにその店では「伊集院光御用達」と張り紙がしてあったという)。
  • 情報機器に疎い義父に対して、伊集院がパソコンの使い方を教えていた時期がある。後に義父からウイルス付きの電子メールが頻繁に届くようになったという。

[編集] その他

  • ラジオでの彼は「黒い伊集院」と呼ばれるほどの毒舌で熱狂的なファンが多く、聴取率が非常に高いため「ラジオの神様」と形容されることもある。なおテレビに出ている時は「白い伊集院」、映画に出演した際は「金の伊集院」である(黒い伊集院を「毛むくじゃらの伊集院」>「毛集院」、白い伊集院を「微笑みの伊集院」>「ホ集院」と云うときもある)。以前「踊る!さんま御殿!!」へ友人であるピエール瀧と出演した際、瀧から「伊集院はラジオでは毒舌かましてるくせに、テレビではいい人ぶってる」と暴露され、明石家さんまから「お前、嫌なブタやなぁ~!おかしいと思ってたわ!」と言われる。伊集院自身も動揺しまくっていたが最終的に「ラジオではキャラが変わってしまう」と認めていた。
  • 童貞・ひきこもりニート・非モテ等の男性の立場に立ったトークが最大の売りであり魅力だが、当の本人は十代で童貞卒業、20代前半で月収は100万を越え、複数の女性と付き合った末に27歳で2つ下の元アイドルで資産家令嬢と結婚という「立派な」経歴の持ち主である。深夜のラジオでは「俺が芸能人じゃなかったらカミさんがつきあってくれなかったと思う」とのコメントを残している。自らの結婚や恋愛に関して語ることは少ないが、語る場合に必ず付け足す言葉は「マニアはいるから不細工でも諦めるな」。
  • ラジオのトークではフランクな語り口で人気を集める一方で、番組を初めて聴く人のための配慮も常に心掛けているという。例えばスタッフなど身内の話をする際には、ただ「うちの○○(スタッフの名前)が~」ではなく、必ず「うちの構成作家の○○が~」というように人物関係を分かりやすくする工夫がなされている。
  • 彼はテレビでは決して明かさないが、相当な自意識過剰と自己嫌悪(自虐的)の性格の持ち主でもある。ラジオでの番組(特に深夜)では、自分の事を「クソデブ」「ピクニックフェイス」「ブタ面(ぶたづら)」「トン面(とんめん)」「ピッグフェイス」「鈍牛」「ブサイク」「痴豚(ちとん、山上たつひこ「がきデカ」のギャグより)」「汗ダルマ」「豚面トラック」などと言っている。また自らの性格を「誇大妄想の被害妄想」とも語る。この事から、深夜ラジオ(特に深夜の馬鹿力)の伊集院を知るファンからは好意的な意味で「痴豚様」と呼ばれている。
  • 深夜の馬鹿力開始当初から、番組内でウッチャンナンチャンとの確執を明らかにしている。笑う犬に対しても「(ある意味)笑えるよあれ」や「(嫌いなタイプの女性像として)笑う犬で笑っていそうな女」「谷啓さんが出ている所だけ見る」等シニカルなコメントを残し、ある時は「おかしな事やってますから笑ってやってくださいといってるようなもの」と憑依芸人やキャラクターコントそのものを否定する発言もしている。しかし、オールナイトニッポン金曜二部時代には一部がウッチャンナンチャンであったという関係からウッチャンナンチャンは二部にもゲスト出演したり(伊集院のオールナイトニッポン金曜二部の最終回にもゲスト出演)、伊集院の初ゴールデン番組出演となるウッチャンナンチャンのやるならやらねばにもコントゲスト(相撲取り役)として招いたり、また、Oh!デカナイト内の10分間の箱番組である「ウッチャンナンチャンのラジオな奴ら」にも出演するなど良好な関係であった。そのため、当時はウッチャンナンチャンと共に野球をしたり、番組内では冗談交じりに「一生ついていきます」や「マセキ芸能社に移籍します」といった発言がしばしばあった。ただ実際に喧嘩をした訳ではなく、単純に伊集院が彼等の芸風や南原が結婚後急に「自分はモテる」と発言し出した事を嫌って疎遠となったものと類推される。
  • お笑い芸人がニュース番組やスポーツ番組のMCを行うことを批判することもある。伊集院は、お笑いジャンルの人間がプロスポーツ経験者と対等に知ったような顔をして、スポーツについて云々言うのが端から見るとかなりみっともないという自覚があるようである。この反動で、前述の南原清隆以外にも、プロスポーツ経験者以外のスポーツ番組MCであるお笑いコンビホンジャマカ恵俊彰や、スポーツジャーナリストの二宮清純もラジオ番組内ではネタにされることが多い。しかし自身も過去には日テレの「どんまい!! VARIETYSHOW&SPORTS」やテレ東の「スポーツ魂」でMCをしている。番組内では、なるべく素人である自分の目で見た感想を述べる様にし、技術論などを出したいときは同席している解説者のコメントを仰ぐよう心掛けるなど苦心しているようである。
  • 生まれてこの方逆上がりを出来たことが無い。
  • 少年時代、ファミリーコンピュータ用ソフト・エキサイトバイクで、誰にもクリア出来ないオリジナルコースを作ったものの、セーブが出来ないので友達に見せる為に一昼夜電源を入れっぱなしにしており、母親にこっぴどく怒られたというエピソードがある。その頃からの家庭用ゲームの愛好家であり、ビデオゲーム誌『週刊ファミ通』などに連載を持つほか、ゲーム関連のTV番組への出演も行っている。好きなソフトウェアは『風来のシレン』シリーズと『実況パワフルプロ野球』シリーズ。
  • 小学生の頃、既に体重が100kgを超えていた事を気にしていたが、クラスの女子に「なんだ、0.1tじゃん」と言われ「ああ、俺だけ単位が違うんだ」と気が楽になったらしい。
  • 中学生の頃には生徒会長も務めた。但し、先生から「田中君はもっと自分の事をしっかりした方がいい」ということで、途中で解任されたらしい。
  • 伊集院の出身高校である足立新田高校は当時第五学区で一番偏差値の低い高校で、Oh!デカ時代には、一番偏差値が高かった上野高校に行きたかったとよくネタで漏らしていた(当時東京都は学区制度を導入しており、学区内の高校しか受けられなかった)。
  • 高校中退の理由は諸説あり、本人もネタ的なものを含めて複数の理由を語っている。もっともよく語られるのは、本命の高校受験を失敗して落語家への道を進むことに決めたとき、足立新田高校を普通に卒業するのが嫌で卒業直前に自ら「高校中退」を選んだという説。また、単純に単位が1つ足りなかったという説や校長と揉めた説まで存在する。ちなみに3年の3学期に退学したらしい。
  • 退学届を教師(校長?)に投げつけてやろうと思い、勇んで行ったが途中で落としてなくしてしまった。その後、親切な人が高校に届けてくれて、受理されたらしい。
  • 実は麻雀も強い。主に家庭麻雀ではあったが父も兄も強かった為、自然と強くなったそうである。自宅には一応全自動卓があるが、あるとき火を噴いて故障。一応使えるらしいが調子が悪い上に三筒がコゲている。ガダルカナル・タカと打つ機会があったとき、あまりの読みの凄さに驚嘆したという。
  • 一日にマールボロメンソールを2箱半~4箱を吸うヘビースモーカーだった。しかし、タバコを吸いはじめたのは26歳(当人の記憶が曖昧で、話す度に25~27歳の間で変動する)の誕生日からと意外に遅い。そもそもは高2で三遊亭楽太郎に入門したため、噺家として声に悪い事は避けていた。その後ラジオパーソナリティーとなってからもタバコを吸っていなかったが激務で声がかすれるようになり、更に仕事の上で相当ストレスが溜まっていたらしく、それも相まって「ケアしてても悪くなるなら」と開き直って吸い始めたらしいが、2006年9月重度の咽頭浮腫により入院。レギュラーのテレビ・ラジオの生番組を欠席。以来吸う気も失せたためか禁煙を続けている模様。また、番組欠席が発覚した当初は、日頃の行動から「番組打ち切り」説や「うそ」説などネット上で噂が錯綜した。
  • 好きなアニメとしてガンバの冒険元祖天才バカボンあしたのジョー2などがあげられており、特にガンバの冒険を絶賛している。後にこれらの作品が全て出崎統が関係していた事を知った。
  • ギャグオペラネタをしていた頃に伴奏ピアノを弾いていた女性が好きだった。その女性に、酒席で「好きな人いるの?」と聞いたところ、「わかってるくせに!」と回答され、それが自分のことだと思い込んでいた。ところが、自らのラジオ番組内でそれを検証したところ(現在は結婚していてイギリスに住んでいる女性と国際電話を繋いだ)、別の人が好きだったことが判明し、伊集院の勘違いだとわかった。しかも、当時のスタッフ・関係者が皆、「伊集院がその女性に恋心を抱いている」ことに気がついていたこともわかった。
  • TMNTM NETWORK)の1991年リリースのアルバム「EXPO」の6曲目「Crazy For You」において、「Crazy laugher」として出演している。曲の最初の約30秒間、伊集院の笑い声を聴くことができる。
  • 初めて買ったレコードは「最初のパンダは黒かった」。CDは、家の隣のレコード店にあった4枚のうちの1枚「アリス・ザ・ベスト」(CD自体は試聴盤の「SL」(蒸気機関車の走る音)が最初)。また白木みのるの「銭ドルソング(マンダム親子のテーマ)」のEPが子供の頃なぜか自宅にあり熱心に聴いていたという。その後この曲がコンピレーションアルバムに収録されて再会してから「深夜の馬鹿力」「日曜日の秘密基地」で熱心に紹介し、その後「秘密基地」の企画盤としてリリースされた「おバ歌謡」にライナーノーツ付で収録させている。
  • 大抵の同業者が口を憚るほど苦手とする永六輔を唯一閉口させ、同時にトラウマを植えつけた人物でもある。伊集院光 日曜日の秘密基地で永六輔が全国こども電話相談室で「どうしたらテレビに出られますか?」と質問した子供に「そんな事に興味を持つよりもっと他の事に興味を示しなさい!!」と逆ギレ同然で諭した事を取り上げ「永さんって頭カチカチ」と弄り倒し(2005年の)珍言大賞に選んで揶揄した。
  • 意外にもマヨネーズが苦手である。またラーメンなど脂っこいものもあまり好きではないと発言している。
  • 人が話しているのに横から割り込んで喋りだす。

[編集] 用語・伊集院語録

用語
  • 球漫…野球漫画の事。
  • ぼき…一人称で呼ぶ場合がある。(ドラマ翔んだカップルでの轟二郎の台詞に由来)
  • DT…童貞の事。「DT漫」とは、「童貞漫画」を意味する。
  •  :童貞ではなくDTと表現する場合、童貞の「心」を持った人間を指す場合が多い。
  • 童貞偏差値…この数値が高いと「異性経験が少ない」という意味。
  • オティンティン(オティン)…男性器を意味する。別称「股ぐらのうまい棒」など。
  • ティムポ・ティムポロン・オティンティーヌ・オティンティーヌ伯爵・オティンティーヌ伯爵夫人…全て男性器を指す。
  • ドリル…主に包茎の事。
  • イロ本…エロ本を意味する。
  • イロビデオ…AVを意味する。
  • ボルノ…ポルノの事で、伊集院の母がいつもこう言い間違えていた事から。
  • 手淫…原義と異なり、男性の自慰全般を表す。手を用いず、何らかの物体に陰茎をこすり付ける方法であっても、便宜的にこう表現される。「オナニー」や「マスターベーション」といった単語はあまり使われない。
  • (ラジオ)DJ…パーソナリティの自分の事をかっこよく言う場合に使う。
  • ブス山さん…ブス全般。
  • 甘~い甘~い…特に甘い物・甘ったるい物を指す(パイナップルなど)。美味しい美味しいなどもある。ちなみに発音は(― ̄ ̄  ̄ ̄―) 同じ形容詞を二度重ねて使う事が多い。
  • きりるれろ…
  • ボーン!!!!!…お盆の挨拶。
言い換え表現

みうらじゅんの「変読」に由来する。基本的に、名詞・固有名称の一部を英語にしたものを隠語として扱う場合が多い。

  • ポリス沙汰…警察沙汰の事。なぜか英訳して「ポリス」という事がほとんど。
  • ブラッドフェスティバル(Blood Festival)…血祭りの事。
  • アフターフェスティバル…後の祭りの事【ポッドキャスティング版の放送では、たまに「AF」と略される】
  • おロープ頂戴…「お縄頂戴」、すなわち逮捕される事。「ブレスレットをはめる」とも。
  • スメルライス(Smell Rice)…臭い飯。刑務所に入れられる事。「SR」と省略する場合もある。
  • 猥婦(ワイフ)…昭和初期の小説名にもある「猥褻(わいせつ)な婦人」の略。英語の「Wife」が転じて、主に妻である篠岡美佳を指す。
    彼女自身が猥褻という意味ではなく、伊集院流の照れ隠しであるが、夫人はこの言い方を嫌がっている。そのためか、伊集院は夫人の事を「カミさん」と呼ぶ。
  • でくのバー(でくのスティック)…木偶の坊の事。「ディックノービー」や「D.K.N.O.B.」とも(正しくは「坊(プリースト)」だが、「棒」と勘違いしているらしい)。
  • たぬきんぐスリープ…狸寝入りの事。
  • 三日プリースト…三日坊主の事。
  • ブーラジャー…ブラジャーの事。
    • これは元々意図的な言いかえではなく、伊集院曰く「恥ずかしくて、正確に発音できない」ためだった(「おっぱい」についても「おぱーい・おぱい」と言っていた)。だが、伊集院光 日曜大将軍時代のプロデューサーに「それじゃあ、ラジオパーソナリティーとしてダメだ」と矯正されて、正確な発音を習得した。ただ、トークで興奮すると、未だにこの発音が出てしまう。
  • スクールエスケイパー…不登校生の事(サボり早退も含むか)。
  • イートアンドランナウェイ…食い逃げの事。
  • 真夜中のランナウェイ…夜逃げの事。
  • アブラージ…(英語の「アベレージ」から)体脂肪率の事。
  • ツッコミじゃない方…認知症の事。
  • ヘルピクチャー…地獄絵図の事。「へるえ」とも言う。
  • マーライオン…激しい吐瀉の事。
  • 職務クエスチョン…職務質問の事。「ジョブQ」や「JQ」と略す事も。
  • G.J.B.B.A.…「グッドジョブ、ババア!」の略。浜松で自転車がパンクした際に助けてくれた自転車屋のお婆さんに感謝して。
個人名・企業名の例
  • 江戸勝商店…エドウィンの事。
  • ビクトリーニュー太郎(Victory New 太郎)…勝新太郎の事。
  • ヤングマウンテン富三郎(Young Mountain 富三郎)…若山富三郎の事。
  • 江サマー(江 Summer)…江夏豊の事。
  • スリーカントリーコンボ太郎(Three Country Combo 太郎)…三國連太郎の事。
  • 若フラワー兄ちゃん…元若乃花関事花田勝の事。同義語に貴フラワー(元貴乃花、現貴乃花親方)。
  • やかた…舘ひろしの事。
  • サンダーソン邦彦…三田村邦彦の事。
  • 兄ぽっぽ(あにぽっぽ)…鳩山由紀夫の事。
  • 弟ぽっぽ(おとぽっぽ)…鳩山邦夫の事。
  • 乳製品…グラビアアイドル(主に巨乳系を指すようである)の事。
    • これに付属し、巨乳系グラビアアイドルの流行り廃りが激しい事を指して、「乳製品は傷みやすい」という表現も使う。
  • おぱいさん…巨乳アイドルの事
  • グループ・グール・シックス…団鬼六の事。
  • ドラッグ丸(Drug 丸)…薬丸裕英の事。
  • フォーエバーシックス輔(Forever Six 輔)…永六輔の事。
  • 峰ドラゴン太…峰竜太の事。
  • シュリンプネーム・グリーン(シュリンプ名・グリーン)…海老名美どりの事。
  • ポイズン蝮師匠(ポイ蝮師匠)…毒蝮三太夫の事。
  • イタミサーティーン…伊丹十三の事。
  • 森田繁男…森繁久弥の事。
  • デス島ヒロシ…生島ヒロシの事。
  • クダさん…菅直人の事。「あれカンさんて読むの!?俺の中でカンと言えばKANなんだけど」との事。
  • スリー田さん家のネクストメン…自宅地下室で使ってはいけない薬を使っていた三田さんの次男の事。
  • スクラップ一男…五味一男の事。
  • 素敵ドスケベ…エロカッコイイ倖田來未の事。
  • 沢ヒップ(沢ケツ)…沢尻エリカの事。
  • ウピ山…ウーピー・ゴールドバーグの事。
  • ソフティちゃん…「ヤワラちゃん」事谷亮子選手の事。
  • 孫ジャスティス(孫 Justice)…孫正義の事。
  • レッドウッドスプリング恵(Red Wood Spring 恵)…赤木春恵の事。
  • インサイドマウンテンキャスター…内山研二キャスターの事。
  • 釣り著しく好き三平…釣りキチ三平の事。「釣りマニア三平」とも。
  • 何坂泰彦…赤坂泰彦の事。

※よくとび入りゲスト参加していた電気グルーヴのオールナイトニッポンでの、石野卓球ピエール瀧のトークやこの番組へのリスナーの投稿文やペンネームで、「江戸家プチキャット」(江戸家小猫)、「ニーヌ・マッケンジー」(新沼謙治)、「暴れん坊ジェネラル」(暴れん坊将軍)、「グラスホッパーショップ」(バッタ屋)、特に石野は中学生時代に教師の竹中先生を「バンブー中」と呼ぶなどの一部英語置き換えを昔からやっており、これに影響を受けた言葉遊びであるとの事。


慣用句・比喩表現
  • 熱帯魚なら死ぬ…環境が急激に変化するさま。「熱帯魚なら浮く」、「熱帯魚なら白点病になる」も同様。同義表現として「コアラならウンコしなくなる」「ウサギだったら寂しくて死んじゃうよ」など。
擬音

一般的な擬音を伊集院独自にアレンジ。「深夜の馬鹿力」内では頻繁に使用する。

  • ダジダジ…一般的な擬音で表現するところの「ジョボジョボ」。主に放尿を表現。
  • モロモロ…一般的な擬音で表現するところの「ゲロゲロ」。主に嘔吐を表現。
  • モリモリ…一般的な擬音で表現するところの「ブリブリ」。主に脱糞を表現。
  • ポピポピ…一般的な擬音で表現するところの「ムラムラ」「ハァハァ」。主に欲情を表現。手淫自慰行為)そのものを指す場合もある。
  • ダダラ…一般的な擬音で表現するところの「ダラダラ」。「ダダラに~する」という風に使う。
  • テレレ…一般的な擬音で表現するところの「タラリ」。主に出血を表現。中華料理のあんかけの部分の事も指す。
  • カティンコティン、カティコティ…一般的な擬音で表現するところの「カチンコチン」「カチコチ」。主に勃起を表現。
口癖
  • 変な話…以下に続く話の内容に関わらず使用する事が多い。枕詞として無意識に使っているようだ。仲の良いくりぃむしちゅーから「普通の話なのに『変な話』の枕詞はおかしい」と笑われている。
  • 基本的には…同上。
  • ○○してるですよ…仲の良い電気グルーヴの石野卓球がよく使っていた事から。
脳内ソング

本人曰く、『俺の脳内のカウントダウンTV(最近ではTSUTAYAなどと言う)でヘビーローテーションになってるから仕方が無い』との言い訳の元、突然トークの最中に歌いだす歌。またの名を『電波ソング』(一般的な電波ソングとは別物)。支離滅裂な内容の物が多く、既存ソングの替え歌や完全オリジナルソングなどさまざま。本人は替え歌が好きなようで、ラジオのレギュラーコーナーでも度々替え歌を題材としたコーナーが出来る。以下、その一例を記す。

  • ♪お仏壇が~粉々~♪
お仏壇の長谷川のCMソングの替え歌
  • ♪終わった~ 終わった~ 俺のDJライフが~ 静かに終わった~…女のチョビヒゲぇ~…♪
日曜日の秘密基地の生放送へ遅刻しそうになった際、脳内で流れたオリジナルソング。

以前「深夜の馬鹿力」で過去の脳内ソングをまとめて紹介した際、伊集院は歌ったことすら忘れており、リスナーのリクエストやスタッフの証言を聞いても実際の音源を聞くまでは完全に信用していなかったと発言している。

[編集] ラジオ番組

[編集] テレビ番組

[編集] 映画出演

監督および主演。石塚英彦田口浩正の3人で「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌う(シングル化)。アルバム「ファットマンブラザーズ」もリリース。伊集院作詞の「ウ・ス・イ・ハ・イ・イ・ロ・ノ・ヘ・イ・ノ・ム・コ・ウ・カ・ラ・ミ・ズ・ノ・オ・ト」は虚無的な妄想を綴った名曲。
声優として出演、後日ラジオにて絶賛する

[編集] CM出演

[編集] テレビ・ラジオ以外の活動

[編集] 書籍

[編集] CD

  • 伊集院光選曲 おバ歌謡 (レーベル: 東芝EMI ASIN: B000228X0A)

[編集] 連載

  • 夕刊ツーカー(ツーカーオリジナルコンテンツ) 週3回配信(~2006年9月29日でコンテンツそのものの終了により、連載も終了)

[編集] 外部リンク

[編集] 関連項目

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