牛の角突き
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牛の角突き(うしのつのつき)とは、新潟県長岡市(旧山古志村)、小千谷市などの「二十村郷」周辺で江戸時代より行われている闘牛の一種。国の重要無形民俗文化財。2004年の新潟県中越地震で開催が中断されたが、2006年には再開された。
[編集] 特徴
勢子は鼻綱を放してウシを組み合わせる。他地域の闘牛と異なり、基本的に明確な勝敗が付く前、もしくは膠着状況になった時点で引き離すことが原則。これは神事であること、またウシの闘争心を維持するために行われるという。
[編集] 会場
長岡市(池谷地区、東山ファミリーランド)、小千谷市(小栗山闘牛場、白山運動公園)の会場で5月~11月頃まで、それぞれ毎月1回程度開催される。入場料は1000円。