牧のうどん
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牧のうどん(まきのうどん)は、福岡県および佐賀県を中心とするうどんのチェーン店である。通称「牧の」など。なお、正確には「釜揚げ牧のうどん」である。
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[編集] 「牧」の由来
初代は牧原さんが経営していたとの情報あり?牧のうどんの「牧(まき)」とは、福岡県糸島郡前原町(現在の前原市)加布里にある地名である。牧のうどんの前身となる店舗が開店した際、地元の人間から「牧にあるうどん屋」と言うことで牧のうどんと呼ばれるようになり、それがそのまま店舗名となって現在に至っている。
[編集] 特徴
注文する際は、各テーブルに伝票が置いてありそれに赤鉛筆で正の字を書いて店員に渡し注文する。
博多のうどんは讃岐うどんと違い、麺にコシがなく柔らかい。牧のうどんも例外ではなく、麺が汁をどんどん吸い込んでしまう。そのため、牧のうどんでは汁のお代わりは自由である。店員に汁のお代わりを頼むと、汁の入ったやかんが出される。なお、麺の固さは固麺・中麺・柔麺から選べるようになっている。
汁は少し塩気が効いた昆布ベースである。各テーブルに置いてあるネギは入れ放題である。隠しメニューではあるが、博多ラーメンのような替え玉も存在する。
また、うどん玉やかしわ飯などの持ち帰りメニューもある。
だしをとるのに用いられた昆布は、サービス品として無料で持ち帰りできる(ないときもある)。
[編集] メニュー
- 素うどん(そば)280円
- たまごうどん(そば)370円
- かきあげうどん(そば)390円
- ごぼう天うどん(そば)390円
- 丸天うどん(そば)390円
- 鴨うどん(そば)490円
- お子様(ミニセット)500円
- えび天(姿2匹)うどん(そば)540円
- 肉うどん(そば)540円
- スペシャルうどん(そば)990円
- かしわ飯 190円
…など。
あまり知られていないが、オーダーすると「細めん」にする事もできる。ただし追加料金がある。
カレーうどんを注文すると小ごはんが付くが、コロッケカレーうどんには小ごはんが付かない。
[編集] 店舗一覧(2006年12月現在)
牧のうどんの意見投書用紙の裏面に店舗一覧がある。
- 1号店:加布里本店(福岡県前原市)
- 2号店:今宿店(福岡市西区)
- 3号店:周船寺店(福岡県前原市)
- 6号店:和多田店(佐賀県唐津市)
- 7号店:早良重留店(福岡市早良区)
- 8号店:伊万里店(佐賀県伊万里市)
- 9号店:片江店(福岡市城南区)
- 10号店:三川内店(長崎県佐世保市)
- 11号店:二丈バイパス店(福岡県糸島郡二丈町)
- 12号店:大野城店(福岡県太宰府市)
- 13号店:奈多店(福岡市東区)
- 14号店:武雄北方店(佐賀県杵島郡北方町)
- 15号店:白水店(福岡県春日市)
- 16号店:マリナタウン店(福岡市西区)
- 17号店:新宮店(福岡県糟屋郡新宮町)
- 18号店:空港店(福岡市博多区)
- 19号店:久山店(福岡県糟屋郡久山町)
[編集] すでに閉店した店舗
中尾店(福岡市南区):店舗一覧に無いので閉店している模様。
養母田店(佐賀県唐津市):高速道路建設による立ち退きのため閉店したとのこと。
キャナルシティ店(福岡市博多区):閉店。
[編集] 外部リンク
※公式サイトはない。