犬を飼う
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『犬を飼う』(いぬをかう)は、谷口ジローの漫画作品である。子どものない夫婦と愛犬との心の交流を、愛犬が死ぬ数日間を中心に情感細やかに描き上げている。ビッグコミック1991年6月25日号に掲載され、1992年に第37回小学館漫画賞審査員特別賞を受賞した。 のちに動物と主人公との心のふれあいを描いた作品と一緒に、同名の単行本としてまとめられた。
[編集] 物語
「私」と妻は、14年間タムという愛犬と暮らしてきた。老衰で寝たきりになったタムを、私と妻は最後まで見取ろうと決心する。小便を垂れ流し、点滴の栄養剤が皮下に漏れ出すようになっても、タムはがんばって生き続けた。
[編集] 単行本としての「犬を飼う」所載作品
前述のように「犬を飼う」は同名の単行本に所載されている。他の作品も「犬を飼う」と同様に主人公と動物との心のふれあいを描いた名作である。