独立行政法人国立病院機構長崎医療センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長崎医療センター(ながさきいりょうセンター)は、独立行政法人国立病院機構が運営する医療施設であり、長崎県大村市久原に位置する総合病院。旧名称は、「国立長崎中央病院」。国立病院法人化に伴い、2004年より現在の名称となる。
目次 |
[編集] 特徴
- 長崎県内でも有数の総合病院であり、市外・県外・離島からの急患患者を受け入れるためのヘリポートも完備。
- 県内唯一の地域医療支援病院の指定院。
- 平成15年に新病棟が完成に伴い敷地内に移転。病棟の雰囲気は非常に明るく、病院とは思えない現代的な外観である。
- ベッド数は650床、使用率も95%と非常に高い。
- 院内設備は電子カルテを始めとした最先端技術を導入しており、スムーズな診療体制が整えられている。
- 初診において紹介状が無い際は、診療費に別途4,200円が計上される。
- 病院内の売店に「ローソン」があり、介護用品等も取り扱っている。タバコ・喫煙具の類は販売されていない。
- 付属機関に看護学校がある。
- ドクターヘリ事業を行っている。
[編集] 交通アクセス
- 長崎自動車道大村ICから車で15分程度。大村インター利用の場合、国道34号線の渋滞が多いことから、裏道である「レインボーロード(広域農道)」の利用者も多い。
- 長崎空港から車で15分程度(国道34号線経由)。
- JR大村駅からバスで15分程度。
- 最寄りのバス停留所は病院玄関口の「長崎医療センター」であるが、多くのバスは「長崎医療センター前」か「長崎医療センター入口」となる。
- 長崎空港~諫早駅前間で運行しているバス(県営バス)路線の一部に「長崎医療センター」の敷地内に乗り入れる便がある。この場合「長崎医療センター経由」と表記される(空港方面に5便・諫早方面に8便)。
[編集] 特記事項
- 平成9年の臓器移植法施行後、国内初の臓器移植を行った3病院の1つとして注目を集めた。
- 現在、病院近くに「久原駅」の新設が予定されており、JRを利用しての来院者に対する利便性の向上が急がれる。
- 国道34号線の慢性的な渋滞への対策として道路整備も進んでいる。現在大村インターとの直結バイパスが建設中である。
- 高速道路を用いての救急搬送も多い。木場PA付近に救急車専用の非常出口が存在する。