玉川旅館
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玉川旅館(たまがわりょかん)は千葉県船橋市にある旅館の中でもっとも格式と伝統をもつ旅館である。正式名称は「割烹旅館・玉川(かっぽうりょかん・たまがわ)」である。
[編集] 概要
創業は1920年(大正10年)の純和風旅館であり、太宰治が、滞在した事でも知られ、前期の傑作「ダス・ゲマイネ」「虚構の春」「狂言の神」の作品がここで書かれた。また、戦前は、稲毛海岸等への東京からのレジャー客や陸軍の士官御用達旅館として、利用された。現在においても、船橋の料亭といえば玉川がすぐに候補にあがる。建物の老朽化が目立つ。
「湊温泉」があり、船橋唯一の温泉法の温泉(メタ珪酸・メタ硼酸含有)として知られる。
[編集] 関連項目
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