白山古墳
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白山古墳(しろやまこふん)とは、神奈川県川崎市幸区南加瀬に存在していた古墳である。
前方後円墳で全長87m、後円部径42m、同高10m、前方部幅37m、同高5mである。埋葬施設として、前方部に1基の粘土槨、後円部に1基の木炭槨と2基の粘土槨が見出された。築造時期は4世紀後半。
[編集] 副葬品
後円部の木炭槨から、三角縁神獣鏡1、小形内行花文鏡1、刀身3、剣身6、鎌身1、鉄鏃28、刀子1、鉄斧頭5, 前方部の粘土槨から、櫛歯文鏡1,管玉1,小玉4, 前方部北の粘土槨から、珠文鏡1,乳文鏡1,勾玉1,管玉6,小玉67, 前方部南の粘土槨から、管玉2,丸玉1,小玉10が出土するなど、副葬品は豊富であった。
[編集] 関連項目
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