白蓮会館
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白蓮会館(びゃくれんかいかん)は、1984年、杉原正康が興した拳法の会派。空手ではなく少林寺拳法が源流で、技法的にも少林寺拳法と同様に剛法(突き、蹴り。またその受け)と柔法(投げ、関節技)からなるが、白蓮会館自身は「空手団体」と称している。
当時少林寺拳法の幹部で、宗道臣の親衛隊である白蓮隊の一人だった杉原正康は少林寺拳法の実践性を模索するため正道会館の試合に出場し上位入賞したが、それが元で少林寺を破門になった。この後、彼は同志を集めて試合出場時の道場名より、国際空手拳法連盟白蓮会館を興した。同連盟は他のフルコンタクト連盟と違い、たくさんの団体が加盟している。なお、設立当初は国際拳法連盟であったが、他団体が加盟し始めた1988年に国際空手拳法連盟と改称している。
フルコンタクト空手団体で極真、正道に次ぐ三番手として知られることから「最強の侵略者軍団」という異名をもつ。
試合で勝つための技術は素晴らしく発達しており、特にパンチの技術はただ単に攻撃するのではなく相手に「効かせる」ことを意識した攻撃が見られ、カウンターパンチの技術が発達している。また、少林寺拳法由来の剛法(突き、蹴り。またその受け)や柔法(投げ、関節技)も教える実践的拳法団体である。
[編集] 白蓮会館所属の選手
- 浅田英感 トリッキー空手
- 赤松宏太 その試合スタイルから極真会館大山倍達総裁より「突貫小僧」と命名される。
- 石原浩二 小さな巨人
- 北島悠悠 努力なくして王者なし
- 西田操一(元) 後にPRIDEに出場
- 平山辰啓 伝説のサムライ魂
- 南豪宏 地上最強の白蓮魂
- 吉田憲一 最強の努力家