盛岡バイパス
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盛岡バイパス(もりおかばいぱす)は、盛岡市街地の混雑を避ける目的で1969年に開通した国道4号のバイパス道路で片側2車線(中央分離帯はなし)。途中国道396号、国道106号、国道455号(工事中の北山バイパスも含む)、国道46号と交差する。
古い基準で建設されたため歩道が狭い箇所が多く、右折車線のない交差点も多いが近年徐々に歩道などの拡幅が進められ、車道部分は水はけの良い排水性舗装への切り替えが進んでいる。さらに沿道の騒音対策として、透明なアクリル製の遮音壁が盛土部や高架部を中心に設置されている。
なお2006年3月17日、事故が多発している上堂交差点について、車を円滑に誘導するため方面別に進行方向を色分けするカラー舗装工事を施工(二戸→青山四丁目方向:赤、二戸→盛岡駅方向:緑、盛岡駅→花巻方向:青)。
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[編集] 区間
[編集] 起点
- 盛岡市南仙北二丁目・川久保交差点(岩手県道16号盛岡環状線との交点)
[編集] 終点
- 盛岡市上堂三丁目・上堂交差点(岩手県道220号氏子橋夕顔瀬線との交点)
※最高速度は全区間50km/h。
[編集] 特に交通量が多く渋滞の激しい交差点
- 川久保
- 南大橋(国道396号との交点)
- 茶畑(国道106号との交点)
- 高松二丁目(盛岡市道上田深沢線&本町通りとの交点)
- 上堂
[編集] その他
当バイパスの区間ではないが、渋滞が激しく橋梁の老朽化が著しかった下厨川地区の茨島陸橋(東北新幹線・IGRいわて銀河鉄道線と立体交差)は2002年、新幹線盛岡以北延伸に際し分離帯付き片側2車線の新橋に架け替えられ、前後にある市道との交点はハーフインターチェンジに変わった。さらにその先滝沢村・分かれ南十字路(県道16号・国道282号の分岐点)までの区間も巣子地区における慢性的な渋滞緩和のため片側2車線化が予定されている(松並木保存のため現行の2車線を花巻方向への上り一方通行とし、並木を挟んだ現道の西側に北行き一方通行の2車線路を新設)。
[編集] 管理者
- 国土交通省東北地方整備局・岩手河川国道事務所