盛岡西バイパス

盛岡西バイパス（もりおかにしバイパス）は、国道46号のバイパス。　

[編集] 目的

　盛岡市街地（特に館坂五差路）における渋滞緩和を目的に事業を進めている。全線開通すれば国道4号の茶畑・南大橋・川久保・津志田付近における渋滞の緩和と通過交通の分散が期待されている。

ここでは盛岡西バイパスのほかにこのバイパスに関係する道路も紹介する。

1984年：事業着手。
1987年：終点側より事業着手。
1992年：暫定2車線で2.1km開通（上厨川－中太田間）。
1996年：暫定2車線で0.5km開通（中太田-下太田間）。
1999年 12月：暫定2車線で1.0km開通（下太田-本宮字小幅間）。
2001年3月23日：暫定2車線で0.4km開通（本宮字小幅-本宮字熊堂間）。
- 2003年 3月28日：盛岡市道（都市計画道路）向中野東仙北線が一部4車線開通。
2004年3月25日：4車線で0.7km開通（本宮字熊堂-向中野字千刈田間）
- 盛岡市道向中野東仙北線、同開運橋飯岡線が全線開通。
  - ゆいとぴあ盛南地区内・向中野字千刈田交差点から東仙北二丁目（国道4号盛岡バイパス）へ向かって東へまっすぐ延びる片側2車線道路は一見この西バイパスに思えそうだが、この道は「盛岡市道向中野東仙北線」で管理者は盛岡市である。
2005年 12月21日：4車線で0.4km開通（本宮字熊堂地内）。全体の70%開通（これに伴い県道16号盛岡環状線はルート変更）
2008年：4車線で0.5km開通予定。（飯岡新田－向中野字八日市場間）
- 都市計画道路南仙北滝沢線が同時供用予定。
2010年代（予定）：全線開通。

2004年 3月25日の開通により、渋滞の多い市街地を通らずに4車線で盛岡駅に接続できるようになった。すべて4車線で盛岡駅に接続できるようになったのはこのときが初めて。
2005年 12月21日の開通により、渋滞の多い市街地を通らずに盛岡市道向中野東仙北線を経由して直接国道4号（盛岡バイパス）に接続が出来るようになったため、いままでよりも約20分の短縮となる。また、これからは館坂交差点の交通量が約半分になると予測している。

※暫定片側1車線区間における最高速度は50km/h。なお近年中に全区間中央分離帯付きの片側2車線道路となる予定。