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神道五部書(しんとうごうぶしょ)とは、伊勢神道(度会神道)の根本経典で、以下の5つの経典の総称である。
- 『天照坐伊勢二所皇太神宮御鎮座次第記』(御鎮座次第記)
- 『伊勢二所皇太神御鎮座伝記』(御鎮座伝記)
- 『豊受皇太神御鎮座本記』(御鎮座本記)
- 『造伊勢二所太神宮宝基本記』(宝基本記)
- 『倭姫命世記』
いづれも奥付には奈良時代以前の成立となっているが、実際には鎌倉時代に度会行忠ら外宮祀官が、伊勢神宮に伝わる古伝を加味しつつ執筆したものとみられている。