福浦港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福浦港(ふくうらこう)は、石川県志賀町(旧・富来町)にある地方港湾。
[編集] 概要
能登半島の西端に位置。港は「北湾」・「南湾」の2つの入江に別れている。奈良時代には、遣唐使や渤海使が出航し、江戸時代以降も重要な港として、能登文化の中心になった。最近は利用船舶の減少が続いていたが、好漁場まで近距離にあるということを生かし、漁業の根拠港の役割を果たしている。
[編集] 灯台
福浦港にある旧福浦灯台は、日本で最初の木造灯台・油火灯台である。1876年(明治9年)、日野吉三郎が建てた。灯台は石垣を含めると約5mの高さがあり、内部は3層になっている。現在は使われておらず、福浦灯台が使われている。