秋神ダム
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秋神ダム(あきがみダム)は、岐阜県高山市(旧大野郡久々野町)、木曽川水系飛騨川左支秋神川に建設された発電用ダムである。
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[編集] 概要
秋神ダムは、高さ 74 m の重力式コンクリートダムである。 中部電力は戦後、飛騨川水力発電計画に基づき飛騨川上流部に高さ 50 m を超えるダムを数箇所建設する計画を立て、その第一弾として本川筋に朝日ダムを、支流秋神川に秋神ダムを建設した。
朝日ダムとは貯水を融通しており、朝日ダム直下にある朝日発電所の認可出力は20,500kWである。
[編集] 観光
ダム付近を通る国道361号は木曽街道と呼ばれ、以前は朝日ダム沿いを通過していた。 この道路は道幅が狭く、秋神ダム沿いに新しく国道361号・秋神バイパスが敷設された。 これにより|高根・上高地・木曽方面へのアクセスが改善された。
秋神川上流には秋神温泉があり、付近では2月に地元住民が作成した氷のオブジェが新たな観光客を集めている。 オブジェに手を触れたり、氷の中に入る体験もできる。 会場に通じる道路の両脇には氷で作られたランプが幻想的な世界を醸し出す。 ただし道路はアイスバーンになりやすいので注意。
[編集] 関連項目
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