第二航路トンネル
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第二航路トンネル(だいにこうろとんねる)は東京臨海副都心青海地区と中央防波堤内側埋立地の間に位置する海底トンネル。
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[編集] 概要
中央防波堤埋立地処分場に土砂・廃棄物を運ぶために昭和51年頃に建設が開始され昭和61年頃に使用を開始した。 使用開始当時から2002年(平成14年)の臨海トンネル開通まで中央防波堤で働く人や清掃車・中央防波堤に団体見学する人以外は通行が禁止されていたが東京港臨海道路I期開通の際に一般に開放された。都営バスの波01系統も通っている。
[編集] 役割
当初は臨海副都心地区と中央防波堤を結ぶだけの機能であったが、2002年に臨海トンネルが一般供用されてからは、レインボーブリッジ~東京湾岸アンダー~青海トンネル~第二航路トンネル~臨海トンネルを経由することで都心から羽田方面への新たなルートの一端を担うようになり、首都高湾岸線やレインボーブリッジの混雑緩和に寄与している。
知名度が上がってきたことに伴い交通量も増加している。特に第二航路トンネル南行きは海上コンテナを積載したトレーラーに一般車も加わり、頻繁に渋滞が発生している。
[編集] 歴史
- 昭和51年頃 第二航路トンネル建設に着手
- 昭和61年頃 第二航路トンネルが竣工 使用を開始する(使用開始当時から一般車通行禁止規制がしかれていた)
- 平成14年 臨海トンネルが開通し一般に開放されたため、一般車通行禁止の規制が解かれた
[編集] 工法
臨海トンネルと同じ沈埋工法(沈埋トンネル)
[編集] その他
第二航路トンネルには道路部分の他に一般地下歩道部分もあるが、そこの入り口は常にシャッターで閉められており中央防波堤へは歩いては渡ることが出来ない。
[編集] 関連項目
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