篠巻政利
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篠巻 政利(しのまき まさとし、1946年10月6日 - )は、千葉県出身の柔道家。1960年代後半~1970年代前半に活躍した。
千葉県立安房高等学校、明治大学卒業。メキシコシティーでの第六回世界柔道選手権、ルドウィヴスハーフェンでの第七回世界柔道選手権、両大会無差別級連覇。1970年の全日本柔道選手権優勝者。1972年ミュンヘンオリンピック柔道無差別級代表。得意技は大外刈りや内股というポピュラーな立ち技であった。
2階級制覇したオランダの『赤鬼』ウィリアム・ルスカと当時互角の戦績を有しており、体格も185cm・125kgと日本人離れした巨躯を誇っていたため、ミュンヘンオリンピックではかなり期待されていたが、予選敗退を喫したためルスカと闘う事はできなかった。同オリンピックでは入場式の際、日本選手団の旗手を務めた。
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