紀田彰一
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紀田 彰一(きだ しょういち、1976年5月19日 - )は、プロ野球・横浜ベイスターズ、西武ライオンズに在籍したプロ野球選手でありポジションは内野手。斉藤宜之・多村仁・矢野英司らは高校の同期。
横浜高等学校時代は超高校級スラッガーとして注目され、1994年、3年生の時に全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)出場。しかし甲子園では全打席敬遠気味の四球を与えられ、結局活躍することもなく1回戦敗退。高校通算本塁打は41本。同年ドラフト1位で中日ドラゴンズと競合して交渉権を勝ち取った横浜ベイスターズ入りするもケガに苦しみ、なかなか出場機会に恵まれなかった。
1999年オフ、横浜から戦力外通告を受けるとテスト入団で西武ライオンズに移籍した。これは松坂大輔が当時横浜入団を希望していながら西武入団を決意したことに対する横浜高校への「お礼」と言われた。しかし2000年オフ再び戦力外通告を受け、引退した。
2006年シーズン中、メジャーリーグ、ニューヨーク・ヤンキースの日本駐在スカウトに就任。因縁浅からぬ松坂大輔争奪戦の最前線に立つ。
[編集] 略歴
- 投打 右/右
- 出身地 神奈川県川崎市
- 血液型 O型
- 経歴
- 川崎市立南加瀬中学校(中学時代、楽天野村監督婦人のリトルリーグで全国制覇を果たす)
- 横浜高等学校(甲子園出場)
- 横浜ベイスターズ(1995年~1999年)
- 西武ライオンズ(2000年)
- プロ入り年度・ドラフト順位 1994年(ドラフト1位)
- 背番号 28(1995年~1999年)→64(2000年)
[編集] プロ時代の戦歴
[編集] 通算成績
- 6試合 打率.100(10打数1安打)0本塁打 0打点 0盗塁