綾真澄
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綾真澄(あや ますみ、1980年1月1日 - )は、日本の陸上競技選手。元ハンマー投げ日本記録保持者。エドモントン世界選手権代表。香川県出身。
中学時代はソフトボール部で、高校時代はやり投げ選手。中京大学体育学部進学後、アジアの鉄人室伏重信の指導を受け急成長。2001年、エドモントン世界選手権代表に選出された。決勝進出が期待されたが、惜しくも予選で敗退した。中京大卒業後は、先物取引のグローバリーに入社。しかし、大学の先輩でもある室伏由佳(ミズノ)がハンマー投げに本格参戦したために影が薄くなる。また、深刻な腰痛にも悩まされ記録的にも低迷。2004年のアテネオリンピック出場を目指したが、室伏に敗れた。そこへグローバリーの問題が浮上し、泣きっ面に蜂状態である。愛称は「コアラ」(顔がコアラに似ているため)。日本選手権ハンマー投げ10連覇の室伏広治、やり投げ日本記録保持者の三宅貴子、アテネオリンピック七種競技代表の中田有紀らは大学の先輩。大成リゾートの多田和代は大学の同級生。長野オリンピックボブスレー代表の中村康夫と鈴木寛は職場の元同僚。 2006年より地元香川県の丸善工業の所属となっている。