練馬区立豊渓中学校
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練馬区立豊渓中学校(ねりまくりつ ほうけい ちゅうがっこう)は、東京都練馬区の中学校。
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[編集] 所在地
- 練馬区旭町三丁目5番10号
- 周辺環境
[編集] 名称
・以前からあった区立豊渓小学校から名を取った(豊渓小と現在の豊渓中は離れており、豊渓小から豊渓中に来ることはほとんどない)。 生徒や、地元の人々は「渓中」(K中)という呼名を使うことが多い。
・ほとんどの生徒の出身校である旭町小学校と小中一貫校になる可能性があり、その場合名称が変わると予想される。
[編集] 校風
全校生徒200名弱と小規模な学校で、雰囲気を一言で言い表せば「アットホーム」である。「上下関係も厳しくなく、先生もフレンドリー。いわばもう一つの家みたいだ」(元生徒談) 各学年2クラスしかないので教師の目が隅々までいきわたり、授業でも個人個人に的確なアドバイスがなされている。数学科では少人数授業を導入し、更なる授業の充実に取り組んでいる。 部活動では、上級生、下級生関係なく精力的に活動している。運動部が活動する校庭では、上級生が下級生に対して優しく指導している場面が数多見受けられる。
[編集] 学区
旭町のほぼ全域。旭町小学校の全部、光が丘第一小学校の一部が入学対象者となる。
[編集] 弁論大会
この学校ではおそらく開校当初から弁論大会を毎年秋頃に行う少し珍しい学校行事。
生徒が弁論作文を執筆しクラスごとに発表、そのうち優れた作品は全校生徒に発表する行事である。
現在は総合学習の一環で取り入れる学校が多いが、それほど昔から弁論大会をやる学校は少ない。 噂だが一番古い伝統行事なのではないかと言われている。
[編集] 文化祭
毎年10月頃に行われ、近年ではクラス劇が主である。 一ヶ月前位に題材(上級学年ではオリジナルが多い)を決め、総合学習の時間や放課後に練習を行う。 当日は、副担任の教諭と各学級1名によって構成される審査員が劇を審査し、閉会式に最優秀賞、優秀賞を発表する。この為、学年が上がるほど、熱のこもった素晴らしい劇が演じられる。
[編集] 部活動
運動部ではバスケット、バドミントン、ソフトテニス、卓球が、文化部では吹奏楽、美術、演劇部が活動している。 また、2003年に、数人の生徒の運動により野球同好会が設立され、1年間にのぼり毎日朝練をした結果、翌年部に昇格した。今年の区大会ではベスト8に入るなど、健闘している。
[編集] 部活動一覧
運動部ー野球部・男女バスケットボール部・男女バトミントン部・ソフトテニス部
文化部ー吹奏楽部・美術部・演劇部
[編集] その他
・平成19年度から授業の効率化を図る等の目的で、二学期制が導入される。
[編集] 沿革
- 昭和 22年 4月 1日 東京都板橋区立豊渓中学校設立
- 22年 4月 19日 開校(豊渓小学校の3教室借用)入学生79名
- 22年 8月 11日 東京都練馬区立豊渓中学校と校名変更
- 23年 校章制定 アブラナ科植物すずしろ花弁
- 25年 7月 20日 現在地に独立校舎落成(平屋校舎)
- 32年 9月 30日 校旗制定
- 32年 11月 29日 校歌制定
- 38年 3月 8日 体育館落成
- 43年 4月 1日 校地が借用地から公有地となる
- 48年 7月 19日 プール落成
- 平成 元年 3月 31日 LL教室完成
- 9年 8月 新体育館落成
- 9年 11月 創立50周年記念式典挙行
- 11年 8月 31日 教室・廊下の天井改修工事完成
- 13年 3月 西側トイレ・教室床改修工事完成
- 15年 10月 東側トイレ改修工事完成
- 16年 8月 アスベスト除去工事完了
- 17年 1月 視聴覚室床改修完了
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 練馬区立豊渓中学校
- 豊渓中学校同窓会
- 豊渓中学校19期同期会 - 1966年卒業生の同窓会サイト
- 中学生バンザイ - 豊渓中元教員の著書のインターネット版