能郷の能・狂言
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能郷の能・狂言(のうごうののうきょうげん)は、岐阜県本巣市根尾能郷に伝わる伝わる神事芸能。毎年4月13日の白山神社の祭礼に奉納され、元々は夜に行われる篝能だったが現在は昼に改められている。
能郷の猿楽衆16戸は、能方・狂言方・囃子方が決まっていて、それぞれの家で世襲的に口伝えで受け継がれてきたものである。
現在は観世流や和泉流など流派が定まっているが、それ以前の能楽の源流がそのままの形で残されている貴重な文化遺産であり、1975年(昭和50年)の文化財保護法の改正によって制定された重要無形民俗文化財の第1回の指定を受けた。
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