脚注
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脚注(きゃくちゅう、footnote)は文章の末尾にまとめられた注釈。「脚註」とも。
本文中の記述に対する典拠、引用文献、参考文献等を明示するとき、あるいは本文中の用語に対して詳細な解説が必要なとき、記述内容に対して別途詳細な補足が必要である場合などで、その注記の必要性にもかかわらずそれをそのまま本文中に記述すると本文の文脈を分断し、可読性を著しく損なう結果を招いてしまう場合がある。このような場合に、可読性を確保したまま注記を加える方法の一つが脚注である。
脚注では、注釈が必要な箇所に「(*1)」、「(※1)」といったような番号や記号(脚注記号)を振り、ページまたは文書の末尾(脚注エリア)に注釈をまとめるという方式をとる[1]。脚注エリアは本文と分離されているため、本文を圧迫することなく脚注エリアにそれぞれについての典拠や詳細な注釈を記述することができる。
多くのワープロソフトでは脚注の挿入機能が実装されており、利用することができる。
[編集] 関連項目
- ^ これ自身が脚注の一例である