出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
色部 勝長(いろべ かつなが、明応2年(1493年) ?- 永禄12年1月10日(1568年2月7日))は、戦国時代の上杉氏の家臣。子に色部顕長。色部長真がいる。
長尾為景・長尾晴景、そして上杉謙信と三代に仕えた宿老である。北越後の国人衆(楊北衆)の一人で、平林城主であった。謙信の信任は厚く、関東での北条氏康との戦いで活躍し、第4回川中島の戦いでは柿崎景家の危機を救うなど、上杉軍の勇将として奮戦したため、謙信からその武功を賞賛されて「血染めの感状」を頂戴している。
永禄12年(1568年)1月10日死去、後を子の顕長が継いだ。