花より男子の登場人物
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ここでは、神尾葉子・原作・漫画の作品『花より男子』の登場人物について述べる。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 主人公
- 牧野つくし（まきの つくし）
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- 誕生日12月28日・身長160cm 体重48kg 血液型B型
- 性格は極めて明るく、曲がった事やウジウジと悩むことが嫌い。リストラされた父に代わり、アルバイトを掛け持ちして牧野家を支える大黒柱。
- お金持ちの令嬢・子息ばかりが通う英徳学園で数少ない庶民。友達を守り、F4の赤札の標的にされ、全校生徒からいじめられても決してめげることなく、最後まで立ち向かった。
- CDブック版では横山智佐、映画版では内田有紀、アニメ版では持田真樹、ドラマ版では井上真央が演じている。
[編集] F4
- 英徳学園高等部3年生。家が大金持ちで抜群の容姿をも兼ね備えるお坊ちゃま集団。自らを「花の4人組（Flower four)」、略してF4と称する。
- 一般生徒のみならず、教師すら彼らには逆らえない。学園ではさながら王者のような振る舞いを見せる。授業はサボるのが当然。制服なんてほとんど着ない。幼い頃から培われた英才教育の賜物で、教養も運動神経も抜群。
- 刺激を求め、「赤札」というゲームを考案。逆らう者のロッカーに赤札を貼り、全校生徒のいじめの標的とし、どのぐらい耐えられるかを賭けていた。
- 道明寺司（どうみょうじ つかさ）
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- 誕生日1月31日・身長185cm 体重67kg 血液型B型
- 道明寺家の長男で跡取り。道明寺家は世界にも名を轟かせる大財閥の一つで総資産は数千億とも言われる。
- F4のリーダーでF4内でもNO.1の金持ち。しかし、現金は持ち歩いておらず、常にクレジットカードで支払っている。
- 典型的な「俺様」タイプ。性格はわがままで、喧嘩っ早いが、純粋な心根の持ち主でもある。つくしに恋をしてから荒々しさが徐々に優しさへと変わってゆく。
- 教養はあるが日本語に弱く、よく言い間違いをしては周囲からつっこまれる。
- 財閥の跡取り息子ということで、あらゆる事態（誘拐など）に備えて習得した護身術のおかげで喧嘩は大の得意。
- 「金で買えないものなんかない」というのが信条だったが、つくしと出会って徐々に変わってゆく。
- 道明寺邸にはエステサロンやヘアサロンから、室内プール、ジェット機用滑走路などが完備されている。築50年で大宮殿を思わせるようなコロニアル調の大邸宅である。
- 少女漫画では滅多に見かけない「クロワッサンヘアー（一部では、う○こヘアーとも…）」に読者は衝撃を受けた。
- 服のイメージは、派手ならば何でも。しかし、頭がパンチな為、一歩まちがえるとマフィアぽくなってしまう…
- CDブック版では西尾拓美、映画版では谷原章介、アニメ版では宮下直紀、ドラマ版では松本潤が演じている。
- 花沢類（はなざわ るい）
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- 誕生日3月30日・身長182cm 体重65kg 血液型AB型
- 社長のジュニアとして厳しく躾けられ、他人と関わり合うのが苦手。幼少時は自閉症だったという。（しかし現実においては、自閉症の子供がこのように自閉症を完全に克服する形で成長することは有り得ない。）
- 性格はひたすらマイペースを貫く。常にボーっとしているが、見るべきところを見ている。
- バイオリンが弾ける。
- 自閉症だった自分を救ってくれた静に幼稚舎の頃から恋心を抱き続けていたが、静を追ってフランスで一緒に暮らすうちに、恋ではなく憧れだったと気付く。のち、つくしを好きになる。
- 花沢邸は漫画では築15年ながら、造りは古風でまるで武家屋敷。ドラマでは、白を基調とした洋風の家。
- 漫画の花沢類の部屋はベッドとテレビと鏡しかないとてもシンプルな部屋。
- 服のイメージは麻とか綿ぽい服でゆるっとしたかんじ。
- つくしと親友の優紀との間では、ビー玉の瞳の王子様と呼ばれている。
- CDブック版では木村拓哉、映画版では藤木直人、アニメ版では山本耕史、ドラマ版では小栗旬が演じている。
- 西門総二郎（にしかど そうじろう）
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- 誕生日12月3日・身長181cm 体重65kg 血液型O型
- 家は茶道家元、次男だが跡取り（長男は医者として独立）。次期家元として教育され、立ち居振る舞いには自然と気品があふれる。西門流は表千家。
- 無類の女好きで、「一期一会」をモットーに毎夜女遊びを繰り返す。12～13股が当たり前で、相手の女性にもそれを隠すことはない。
- F4のムードメーカーで、要領が良く、口は軽い。家では得られなかった温もりを求めて、中学生でクラブデビュー、女遊びを覚えてゆく。
- ドラマ版では、バイクが趣味で、後ろの席には「女は乗せない」のがモットー。その理由は「ある過去」に潜んでいる。
- 西門邸は築180年という古いが立派な純和風の邸宅で京都のお寺を思い出させるような造りである。手入れの行き届いた枯山水の庭には鹿おどしなどもあり、とても風流である。
- 服のイメージはカジュアル
- CDブック版では飛田展男、映画版では佐伯賢作、アニメ版では赤井田良彦、ドラマ版では松田翔太が演じている。
- 美作あきら（みまさか あきら）
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- 誕生日2月28日・身長179cm 体重66kg 血液型A型
- 父親は総合商社を経営する。ただし、ドラマ版では裏社会のドンの跡取り息子として描かれる。
- F4内では唯一の常識派で、唯一「気を遣う」ことを知っているが、他の3人と比べると地味な存在である。つくし曰く、「他の3人が太陽だったら、美作さんは月みたいな存在。美作さんがいないとF4はきっとばらばらになる。」
- 西門と共に毎夜ナンパに繰り出すが、相手は10歳以上年上のマダム限定。というのも、超・少女趣味な母親に育てられたためである。
- 甘えんぼな年の離れた2人の妹がいる。
- 酢豚にパイナップルなど、フルーツとごはん類が混ざったような食べ物が苦手。
- 美作家は母親の趣味を大いに反映させたメルヘンチックな家で、薔薇が咲き誇る庭など、まるで童話の舞台のよう。
- 服のイメージは柄シャツイメージ。
- CDブック版では子安武人、映画版では橋爪浩一、アニメ版では望月祐多、ドラマ版では阿部力が演じている。
[編集] クラスメート
[編集] リリーズ
- 浅井百合子（あさい ゆりこ）
- リリーズのリーダー格。つくしに陰湿なイジメをくり返す。跳ねた前髪が特徴的。相手がチビでもハゲでも社長夫人になることが夢。
- 映画版では利根川朱里、アニメ版では清水よし子、ドラマ版では瀬戸早妃が演じている。
- 鮎原えりか（あゆはら えりか）
- リリーズのメンバー。おっとりして見えるが陰険で、つくしと類の密会を隠し撮りしたビデオを道明寺へ…。
- アニメ版では梶川さほり、ドラマ版では深田あきが演じている。
[編集] つくしの家族
- 牧野進（まきの すすむ）
- つくしの弟。お調子者で、気が弱い。つくしと2人暮らしをしていた時、空巣に入られた時には、つくしを守るどころか布団をかぶって震え上がっていた。
- お姉ちゃん思い。日本一学費の安い高校を目指している。
- 頭はかなり悪い。
- ドラマ版では冨浦智嗣が演じた。
- 牧野晴男（まきの はるお）
- つくしの父親。会社をリストラされ、職安に通う毎日。寒い親父ギャグが好き。船酔いがひどい。
- ドラマでは、リストラされるものちに係長に昇進する。
- ドラマ版では小林すすむが演じた。
- 牧野千恵子（まきの ちえこ）
- つくしの母親。つくしがF4の誰かと結婚し、玉の輿に乗ることを願う。道明寺の母・楓が大金と引き換えに別れるよう言うと、ぶち切れて楓の頭に塩をぶっかけるなど大胆な行動を取る。
- ドラマ版では石野真子が演じた。
[編集] 司の家族・道明寺グループの人物
- 道明寺楓（どうみょうじ かえで）
- 司の母親。道明寺財閥社長。ビジネスの拠点として、普段はニューヨークにある別邸に住んでいる。世界中に広がる「ザ・メープルホテル」の経営者。
- 仕事のためなら息子も娘も犠牲にする冷徹な女性だが、司が危篤に陥った時は仕事を放り出し駆けつけた。
- ドラマ版では加賀まりこが演じている。
- 道明寺椿（どうみょうじ つばき）
- 道明寺家の長女で、司の姉。不在がちな両親に変わり、司を厳しく教育してきた。
- 思い立ったら即行動に移すアクティブ派。
- ホテル王と結婚し、現在はロサンゼルスに住む。過去に付き合っていた男性がいたが、母親に邪魔をされ別れることになったため、司とつくしの恋を真剣に応援する。
- ドラマ版では松嶋菜々子が演じている。
- 西田（にしだ）
- 楓の秘書であったが、後に解雇される。
- ドラマ版ではデビット伊東が演じている。
- タマ
- 道明寺家に60年仕えた使用人頭。
- ドラマ版では佐々木すみ江が演じている。2007年から登場した。
[編集] つくしの友達
- 三条桜子（さんじょう さくらこ）
- 道明寺に恋して整形までしたツワモノ。邪魔なつくしを蹴落とそうとしたが、改心して親友になる。猫をかぶるのが得意で敵に回したら手強い。
- 原作ではつくしの後輩だが、ドラマでは同級生。
- 映画版では坂上香織、アニメ版では宍戸留美、ドラマ版では佐藤めぐみが演じている。
- 大河原滋（おおかわはら しげる）
- 良家の令嬢ながら自由奔放な振る舞いで周りを巻き込む人間タイフーン！道明寺の婚約者だったが、脈のないことを悟り身を引いた。つくしが大好き。
- ドラマ版では加藤夏希が演じている。2007年から登場した。
- 松岡優紀（まつおか ゆうき）
- 都立高校に通い、燃えるような恋に憧れるフツーの女の子。親友のつくしとは対照的にひかえめな性格ながら、時に驚くほどの行動力を発揮する。
- 映画版では笹峰愛、アニメ版では飛松加奈子、ドラマ版では西原亜希が演じている。
- 青池和也（あおいけ かずや）
- 元は庶民だったが、土地バブルでいきなり上流階級入りした。英徳では、つくしとともに浮いているが持ち前の明るさでけなげに頑張っている。つくしのことが好き。
- CDブック版では伊崎寿克、アニメ版では家富洋二が演じている。ドラマ版には登場していない。
[編集] その他
- 藤堂静（とうどう しずか）
- 花沢類の想い人。容姿、知性ともに完璧な財閥の令嬢。自立した道を選ぶため、富や名誉を捨て、フランスへと旅立つ。一流の弁護士を目指して、勉強している。
- CDブック版では島津冴子、映画版では江黒真理衣、アニメ版では今村恵子、ドラマ版では佐田真由美が演じている。
- 日向更（ひなた さら）
- 西門の幼なじみ。
- ドラマ版では貫地谷しほりが演じている。2007年から登場した。
- 中島海（なかじま うみ）
- つくしの家族が暮らす漁村の病院に入院していた女の子。
- ドラマ版では戸田恵梨香が演じている。2007年から登場した。
- ケン内田（ケンうちだ）
- 道明寺グループ社員で、日系アメリカ人。2007年のテレビドラマ版においては、道明寺司の夢や回想シーンなどに登場するが、原作にはこのような設定はない。
- 2007年のドラマ版にのみ登場した。鶴見辰吾が演じている。
