若桜鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
種類 | 株式会社 |
略称 | 若鉄 |
本社所在地 | 680-0701 鳥取県八頭郡若桜町若桜345番地2 |
電話番号 | 0858-82-0919 |
設立 | 1987年(昭和62年)8月6日 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 旅客鉄道事業 他 |
代表者 | 代表取締役社長 小林昌司(若桜町長) |
資本金 | 1億円 |
主要株主 | 鳥取県、鳥取市、若桜町、八頭町 他 |
外部リンク | http://www.infosakyu.ne.jp/~wakatetu/ |
若桜鉄道株式会社(わかさてつどう、Wakasa Railway Co.,Ltd.)は、鳥取県で旧国鉄特定地方交通線を引き継いだ若桜線を運営している鳥取県などが出資する第三セクター方式の鉄道会社である。本社は鳥取県八頭郡若桜町大字若桜345番地の2。
目次 |
[編集] 歴史
[編集] 路線
運行形態などは以下の項目を参照のこと。
[編集] 車両
[編集] 現有車両
2004年4月1日現在、2形式4両の気動車が在籍する。全車に「さくら」の愛称がつけられている。
- WT3000形(3001,3003,3004 3両)
- WT2500形が更新工事の施工により改番されたもの。エンジンの出力アップ(DMF13HS(250PS)からDMF13HZ(330PS)に交換)、外板塗装の変更、台車交換(車輪直径を762mmから860mmに変更)が実施されている。
- WT3300形(3301 1両)
- 3301は、2001年3月に増備された新潟鐵工所(現・新潟トランシス)製の軽快気動車(NDC)。ステンレス製で、18m級の大型車である。エンジンは新潟鐵工所(現・新潟原動機)製DMF13HZで、出力は330PSである。車内はクロスシートであるが、トイレは設置されていない。側窓も固定となった。日本宝くじ協会寄贈の「宝くじ号」である。
[編集] 過去の車両
- WT2500形(2501~2504)
- 1987年10月の転換時に投入された新潟鐵工所(現・新潟トランシス)製の軽快気動車(NDC)。当初2501~2504の4両が投入された。18m級の大型車である。エンジンは新潟鐵工所(現・新潟原動機)製DMF13HSで、出力は250PSである。車内はクロスシートであるが、トイレは設置されていない。2001年から更新によりWT3000形へ改番され、2003年、2504が3004に変更されたのを最後に更新工事が終了した。なお2502は余剰となったことから2003年12月31日をもって廃車となっている。(廃車の際には、非常時の訓練を兼ねて2502と自動車を衝突させた。現在では因美線東郡家駅~郡家駅間で、半分に切断されて倉庫となっているWT2502の廃車体を見ることができる。)
[編集] 運賃
大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2007年4月1日改定。
なお、1kmまでの運賃は100円となっている。ただし、この運賃が適用されるのは郡家駅~八頭高校前駅のみである。2007年3月31日までこの区間の運賃は60円と日本一安い設定となっていた。1996年の八頭高校前駅開業当初の運賃は160円であったが、多くの高校生に利用してもらいたいとの意向から、1997年から1kmまでの運賃区分を新設しこの区間の運賃を60円に値下げした。しかし、ここ数年は利用者減少が続いているため、年間250万円の増収が見込まれる運賃値上げを決定し、中国運輸局に2007年4月1日から100円へ運賃値上げを申請した。値上げ実施後は北大阪急行電鉄の大人初乗り運賃80円(2007年4月1日時点)が日本一安い運賃となった。
-
キロ程 運賃(円) 初乗り1km 100 2 160 3 200 4~6 260 7~9 290 10~12 320 13~15 350 16~18 380 19~20 420