薮野祐三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
薮野 祐三(やぶの ゆうぞう、1946年6月2日 - )は、九州大学大学院法学研究院教授。専門は、政治学。
大阪府大阪市生まれ。大阪市立大学法学部助手、北九州大学法学部助教授、教授を経て、1992年より現職。
目次 |
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『現代政治学の位相――行動論以後と政治社会学』(九州大学出版会, 1981年)
- 『現代政治学の方法――D・イーストンの「政治の世界」』(法律文化社, 1981年)
- 『近代化論の方法――現代政治学と歴史認識』(未来社, 1984年)
- 『先進社会のイデオロギー(1)ソシオ・ポリティクスの冒険』(法律文化社, 1986年)
- 『先進社会=日本の政治(1)ソシオ・ポリティクスの地平』(法律文化社, 1987年)
- 『先進社会=日本の政治(2)「構造崩壊」の時代』(法律文化社, 1990年/増補版, 2006年)
- 『先進社会=日本の政治(3)21世紀への統治能力』(法律文化社, 1993年)
- 『日本政治の未来構想――いま何をなすべきか』(PHP研究所, 1994年)
- 『ローカル・イニシアティブ――国境を超える試み』(中央公論社[中公新書], 1995年)
- 『先進社会の国際環境(1)ローカル・イニシアティブの創造』(法律文化社, 1995年)
- 『先進社会の国際環境(2)21世紀システムの中の国家』(法律文化社, 1998年)
- 『先進社会のイデオロギー(2)システムとアクターの相克』(法律文化社, 2001年)
- 『ローカル・デモクラシー(1)分権という政治的仕掛け』(法律文化社, 2005年)
- 『ローカル・デモクラシー(2)公共という政治的仕組み』(法律文化社, 2005年)
[編集] 編著
- 『アジア太平洋時代の分権』(九州大学出版会, 2002年)
[編集] 共編著
- (砂田一郎)『比較政治学の理論』(東海大学出版会, 1990年)
- (岩内亮一)『国際関係用語辞典』(学文社, 2003年)
[編集] 訳書
- Ph・C・シュミッター, G・レームブルッフ編『現代コーポラティズム(2)先進諸国の比較分析』(木鐸社, 1986年)
- S・P・ハンチントン『第三の波――20世紀後半の民主化』(三嶺書房, 1995年)
- カール・ドイッチュ『サイバネティクスの政治理論[新装版]』(早稲田大学出版部, 2002年)
- チャールズ・E・リンドブロム, エドワード・J・ウッドハウス『政策形成の過程――民主主義と公共性』(東京大学出版会, 2004年)
[編集] コメンテーター出演
現在は本職の傍ら、九州朝日放送の番組にコメンテーターとして出演している。
- KBCニュースピア630(テレビ、毎週金曜日)
- もう夜なのか(ラジオ、毎週火曜日)
- 土曜の朝は玲子におまかせ(ラジオ)