豊川
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豊川 | |
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延長 | 77 km |
水源の標高 | -- m |
平均流量 | -- m³/s |
流域面積 | 724 km² |
水源 | 愛知県北設楽郡設楽町 |
河口 | 三河湾(豊橋市) |
流域 | 愛知県 |
豊川(とよがわ)は、愛知県北設楽郡設楽町の段戸山を源流として、愛知県東部を流れる豊川水系の本流で一級河川。流路77km、流域面積724km²。河口は豊橋市に当たり、三河湾に注いでいる。
宇連川との分岐点以北では寒狭川の別名を持つ。
全国でも屈指の清浄な水質の川である。又、東三河地域における水瓶ともなっている。
目次 |
[編集] 地理
愛知県北設楽郡設楽町段戸山(標高1152m)を水源とし、南に流れる。愛知県東部の山間部を流れ、宇連川と合流した後、豊橋平野に流れる。豊川市で豊川放水路と分流し、三河湾(渥美湾)を河口とする。
[編集] 流域の自治体
[編集] 歴史
古代は、飽海川(あくみがわ)と呼ばれていた。中世に、吉田川(よしだがわ)。明治以降に、とよがわ;濁音(豊川)と改称され、現在に至る。なお、とよかわ;清音(豊川)は、宝飯郡豊川郷から由来し、現在の豊川市に至る。
宇連川分岐点以西は一部の例外はあるが、長らく、宝飯郡・設楽郡(右岸)と渥美郡・八名郡(左岸)の境界をなしていた。
江戸時代に、川下の吉田(=豊橋)を洪水から守るため、その上流に霞堤と呼ばれる不連続な堤防が建設された。
昭和に入り、治水のために豊川放水路事業が開始され、1965年に完成した。 下流の水不足解消のため、設楽ダム建設の計画が有る。
[編集] 豊川に架かる橋
[編集] 豊川の主な支流
- 宇連川
- 海老川
- 巴川 (豊川水系)
- 宇利川
- 朝倉川
- 間川
- 宝川
[編集] 豊川から分岐する主な人工水路
[編集] 外部リンク
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