豊橋市公会堂
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豊橋市公会堂(とよはししこうかいどう)は愛知県豊橋市にある施設。式典や講演会等、各種イベントに利用されている。 中村與資平(1880~1963)が「ロマネスク様式」の建物を設計、鉄筋コンクリート造りの近代的建築物の発祥とも言われる。スペイン風の円形ドームは、スパニッシュ・コロニアルリバイバルという1910-20年代にカリフォルニアで流行したスタイルを模倣したものである。これは、スペインが、メキシコ、カリフォルニアを統治していた時代の建築様式の復興を試みたものをいう。(参考文献:伊藤晴康「豊橋市公会堂の意匠におけるスパニッシュ・コロニアルリバイバルの影響について」豊橋創造大学短期大学部研究紀要第19号 2002年)
目次 |
[編集] 概要
- 構造 鉄筋コンクリート造3階建
- 規模 敷地面積 4,039.22平方メートル
- 延床面積 2,945.27平方メートル
- 開設 1931年8月24日
- 大ホール 客席/601席(2階469席、3階132席)
[編集] 歴史
- 1922年 市議会騒擾事件の影響で公会堂建設の計画は一時とん挫した。
- 1928年 市議会で「大典奉祝記念として公会堂を建設する」との議決で建設が決定。
- 1931年 市政施行25周年に合わせて公会堂が完成。建設費は当時の金額で約17万円。
- 1998年 国登録有形文化財に指定された。
戦争末期には豊橋市役所の機能が移された。戦後、1948年から1952年までは豊橋中央公民館として、1969年から10年間は市民窓口センターに使用された。その後、新たに中央公民館が設置された為、再び公会堂に戻り現在に至る。 講堂客席部を中心に改修を続けて来たが、外観は勿論、殆どのドア、 窓サッシ等は当時のままである。戦争中に供出された金物も一部復元され、正面外観を飾っている。
[編集] 交通手段
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