赤競
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赤競(あかけい)とは、関東地方南部で発売されている競輪予想紙である。一部500円。株式会社日刊プロスポーツ新聞社が発行する。なお同社は「赤競」以外にも「プロスポーツ」という週刊の競輪情報紙も発行している。
元々は「競輪新聞」として1949年の大宮競輪場開設と同時に創刊。創刊当初から赤い文字の題字を使用していたことから、競輪ファンの間で「赤競」の通称で知られるようになり、後に通称の「赤競」を正式な新聞名として使用するようになった。
「赤競」は競輪予想紙を発行している中でも、ネット、コンビニを利用した販売経路を多用した買いやすさを売りにしている。
[編集] 発行エリア
主に東京都と南関東自転車競技会の一部が中心だが、記念競輪以上のグレードであると全国に広がる。
発行競輪場は次の通り
- 大宮競輪場(埼玉県)
- 取手競輪場(茨城県)
- 立川競輪場、京王閣競輪場(東京都)
- 松戸競輪場、千葉競輪場(千葉県) 千葉競輪場は赤競のみの発売
- 川崎競輪場、花月園競輪場(神奈川県)
- いわき平競輪場、郡山場外(福島県) いわき市の地元企業と提携をして発行
その他、競輪場外車券売場のラ・ピスタ新橋では小倉競輪場(福岡県)のナイター開催がある際の場外版の発行も行われている。
[編集] 販売方法
通常競輪予想紙は駅や競輪場の売店で購入するのが主だが、この会社では多様な販売方法をとっている。