軍服 (ベトナム)
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ベトナムの軍服(べとなむのぐんぷく)は、1945年以降現在に至る、ベトナム民主共和国、ベトナム社会主義共和国、ベトナム国、ベトナム共和国、南ベトナム解放民族戦線、南ベトナム共和国における軍服の変遷について述べる。
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[編集] 概観
フランスに対する独立戦争(第一次インドシナ戦争)から米ソ冷戦を反映した分断国家の成立、そしてベトナム戦争へという流れを反映して、軍服においても、ベトナム民主共和国は社会主義諸国(特に中華人民共和国)の、他方ベトナム国においては宗主国フランス、ついでベトナム共和国においてはアメリカ合衆国の影響を強く受けた形で出発し、発展した。
また、ベトナム民主共和国(ベトナム人民軍)の軍服は共産主義国の軍服のデザインを基本的に踏襲しながら、その祖形を作り上げたソビエト連邦とは気候風土が著しく異なる地において長く実戦をおこなってきた事情から、気候風土や実用性にあわせてこれを柔軟に改変してきた(サファリヘルメット、ブッシュハット、サンダルの導入等)ことも特徴的である。
なお、南北統一後のベトナム社会主義共和国の軍服は、中越戦争にいたる中国との対立関係を反映して、勤務服等にソ連・東欧の軍服の影響をより強めた。
[編集] 参考文献
- Philip Katcher/Mike Chappell(illust.): Armies of the Vietnam War 1962–75 (Men-at-Arms 104). Osprey Publishing Co.,1980. ISBN:0850453607
- Lee E Russell/Mike Chappell(illust.): Armies of the Vietnam War (2)(Men-at-Arms 143). Osprey Publishing Co.,1983. ISBN:0850455146
- Kenneth Conboy/Simon McCouaig(illust.): The NVA and Viet Cong (Elite 38). Osprey Publishing Co.,1992. ISBN:1855321629
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
INDOCHA-WAR.com「北京亭同志会」ベトナム軍サバイバルゲームチームのサイト、資料展示あり。
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