遠東航空104便墜落事故
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概要 | |
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日付 | 1969年2月24日 |
原因 | 機体故障 |
場所 | 台湾・台南県 |
死者 | 36 |
負傷者 | 0 |
航空機 | |
機体 | ハンドレページ・ダートヘラルド |
航空会社 | 遠東航空 |
尾翼番号 | B-2009 |
乗客数 | 32 |
乗員数 | 4 |
生存者 | 0 |
遠東航空104便墜落事故(中国語:遠東航空104號班機)とは、1969年に台湾で発生した航空事故である。
[編集] 事故の概略
遠東航空104便は、台湾の高雄空港から台北松山空港に向かうフライトプランであった。シップはハンドレページ・ダートヘラルド(イギリス製双発ターボプロップ機、機体記号:B-2009,製造番号(msn):157)で運航されていた。当日は中国の旧正月である春節の連休が終わった直後であった。
104便は定刻よりも13分遅れの午後12時03分の高雄を離陸した。しかし10分後に機長からエンジントラブルのため緊急事態であると通信し、その2分後に機長は台南県帰仁郷の田んぼに緊急着陸を試みた。しかし機体は用水路に墜落したうえに爆発炎上乗員4名乗客32名の合せて36名全員が焼死した。事故原因であるが、右エンジン(ロールスロイス製ダート)に深刻な故障が発生し高度を維持できなくなったためで、空港に引き返すことも出来なかったとされている。
[編集] 外部リンク
- Aviation Safety Net 事故資料