酒匂川
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酒匂川 | |
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延長 | 46 km |
水源の標高 | - m |
平均流量 | - m³/s |
流域面積 | 582 km² |
水源 | 御殿場市 |
河口 | 相模湾 |
流域 | 静岡県、神奈川県 |
酒匂川(さかわがわ)は神奈川県・静岡県を流れる二級河川。静岡県内では鮎沢川(あゆざわがわ)と呼ばれる。
目次 |
[編集] 地理
富士山東麓の御殿場市を源流とし、御殿場線とほぼ並行して流れる。丹沢山地と箱根山の間の谷を抜け、足柄平野を南下し、小田原市で相模湾へ注ぐ。
松田町┐ 丹沢湖┐ │ │ │ 御殿場市─小山町─山北町┴開成町─大井町┬小田原市─相模湾 │ 南足柄市──┘
[編集] 支流
- 河内川 - 丹沢湖 - 玄倉川
- 丹沢山中を源流とする玄倉川などの河川がいったん丹沢湖に流れ込み、丹沢湖から流れ出した河内川が山北町で鮎沢川と合流する。
- 狩川
- 南足柄市内・箱根山北側を源流とする川。足柄平野西部を流れ、小田原市内で酒匂川と合流する。
[編集] 自然
最上流の御殿場市付近では護岸工事がされていて河川の上流といった雰囲気は乏しい。小山町から山北町付近は大き目の岩や石が転がり、こちらのほうがむしろ上流といった雰囲気である。足柄平野付近は幅も広がりひろびろとした感じである。
[編集] 経済
小山町や山北町付近にはいくつかの水力発電所がある。丹沢湖周辺にはたくさんのキャンプ場がある。
[編集] 水害
富士山の宝永大噴火のときに上流で積もった大量の火山灰を川に流したため、下流の足柄平野では水害が多発したと伝えられる。