野口英世アフリカ賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野口英世アフリカ賞(のぐちひでよあふりかしょう)は、アフリカでの感染症等の疾病対策の推進に資し、もって人類の繁栄と世界の平和に貢献することを目的として、ノーベル賞に匹敵する賞を目指して創設された。5年ごとに開催されるアフリカ開発会議(TICAD)の機会を利用して授賞される予定(第1回授賞式は、2008年に日本で開催されるTICADⅣ(第4回アフリカ開発会議)。)。受賞対象者は、アフリカでの感染症等の疾病対策のための研究及び医療活動のそれぞれの分野において顕著な功績を遂げた者であり、国籍・年齢・性別は問わない(生存者に限る)。
2006年5月2日にガーナ共和国の首都、アクラで行われた小泉純一郎総理大臣とクフォー・ガーナ大統領との会談において小泉総理が賞の創設を提案、2006年7月25日のコナレ・アフリカ連合(AU)委員長の来日時に小泉総理が賞の創設を正式発表。