金精峠トンネル
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金精峠トンネル(こんせいとうげ - )は、群馬県利根郡片品村と栃木県日光市の間の金精峠下を貫くトンネル。
[編集] 概要
群馬県と栃木県奥日光とを結ぶトンネルとして1963年8月に貫通、1965年10月7日に、日本道路公団が管理する一般有料道路「金精道路」として供用開始。全線が国道120号に属し、標高1840mの付近を通り、長さは1230mに渡る。日本ロマンチック街道の一部でもある。
難工事のため多額の費用を要することから、一般有料道路として事業化されたが、償還計画から実績が大きく乖離。1995年10月7日、料金徴収期間の満了により、約64億円の未償還額(借金)を残したまま無料開放された。
標高が高いため、冬期は金精道路全体が積雪のため閉鎖される。たびたび付近で雪崩が起こるため、春に開通しても通行止めになることがよくある。
[編集] 関連項目
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