金融財政事情研究会
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社団法人金融財政事情研究会(きんゆうざいせいじじょうけんきゅうかい)は、金融財政に関する知識の啓蒙普及を行うとともに、内外の金融財政問題、金融機関経営分析等の総合的調査研究を行い、合理的金融財政政策の実現、金融市場、金融機関の健全な発展並びに学術の振興に寄与することを目的とした社団法人である。1950年6月に設立。財務省(旧大蔵省)所管。
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[編集] 法人概要
金財(きんざい)と略すことがある。英文名称は、Kinzai Institute for Financial Affairs,Inc.である。
現在、パーソナル・ファイナンシャル・プランニング(PFP)のISO規格化策定で、NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会とともに日本における中心的な役割を担っている。
[編集] 沿革
- 1950年 設立
- 1950年 金融専門雑誌「金融財政事情」創刊
- 1953年 法律関係の専門雑誌「金融法務事情」創刊
- 1983年 消費者金融業界誌「消費者信用」創刊
- 1988年 日本で初めてのファイナンシャル・プランナーに関する公的資格である「金融渉外技能審査」(厚生労働省認定)を実施することとなり、FPセンターを設立
- 1989年 フィナンシャル・プランナー専門誌「KINZAI Financial Plan」創刊
- 2001年 技能審査制度廃止により「金融渉外技能審査」は廃止され、技能士制度化されることとなる。
- 2002年 厚生労働省が国家検定としてファイナンシャル・プランニング技能検定を、国家資格としてファイナンシャル・プランニング技能士を追加。金融財政事情研究会が日本ファイナンシャル・プランナーズ協会とともにファイナンシャル・プランニング技能検定指定試験機関の指定を受ける
[編集] 関連会社・組織
- ファイナンシャル・プランニング技能士センター
- 株式会社きんざい
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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