長崎県営野球場
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長崎県営野球場 (長崎ビッグNスタジアム) |
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Nagasaki Big N Stadium | |
施設統計 | |
所在地 | 長崎県長崎市松山町2-5 |
開場 | 1997年7月26日 |
所有者 | 長崎県 |
管理・運用者 | 長崎県体育協会グループ(指定管理者、同協会と長崎ダイヤモンドスタッフによる共同事業体) |
グラウンド | 内外野:ロングパイル人工芝(全面) |
照明 | 照明塔 - 6基 最大照度:投捕間3000Lx 内 野2000Lx 外 野1500Lx |
設計者 | 環境設計研究室 |
使用チーム、大会 | |
収容能力 | |
25,000人 | |
規模 | |
グラウンド面積:13,481m² 両翼:100 m 中堅:122 m |
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フェンスの高さ | |
3.9m |
長崎県営野球場(ながさきけんえいやきゅうじょう)は、長崎県長崎市にある野球場。愛称 長崎ビッグNスタジアム。施設は長崎県が所有し、長崎県体育協会グループが指定管理者として運営管理を行っている。
目次 |
[編集] 歴史
以前長崎市内には長崎市営大橋球場(1952年完成)があった。高校野球、社会人野球など各種アマチュア公式戦をはじめ、プロ野球公式戦も開催された。しかし施設が老朽化し、両翼92m、中堅120mでナイター設備が設置されておらず、外野フェンス部もラバー部分が少なく安全性が問題視されるなど問題点が多かったことから、野球場を県に移管して全面改築することとなった。
現球場は1997年に開場。スコアボードは九州8県では福岡ドーム(当時)に次ぐ全面電光式(公営としては九州8県初)。九州でも随一の設備を誇る野球場として生まれ変わった。愛称「ビッグNスタジアム」は、「長崎県民の夢を大きく育む野球場に育って欲しい」というコンセプトの下で名付けられた。開場以来、高校、社会人などアマチュア野球公式戦が開催されている。なお、野球場を県に移管したのに伴い、市は郊外の柿泊町にある長崎市総合運動公園(かきどまり運動公園)に新たな市営野球場を整備した。
また同年以降、プロ野球公式戦も行われるようになり、2000年7月にはオールスターゲーム第3戦が開催された。
開場以来敷設されていた人工芝が経年劣化したため、2005年シーズン前に人工芝の張替えを実施し、現在フィールドにはロングパイル人工芝が敷設されている。
[編集] 主なエピソード
- 2005年9月13日、巨人-阪神19回戦が開催された。「伝統の一戦」と呼ばれる人気カードとあって、混乱を恐れた主催者側がチケットを2ヶ月前に売り出したが、即日完売だった。試合は16-1で阪神が圧勝した。
- 2001年、DA PUMPのコンサートが開催された。
[編集] 施設概要
- 両翼:99.1m、中堅:122m
- 内外野:全面ロングパイル人工芝(2004年まで砂入り人工芝)
- スコアボード:全面電光式(高輝度放電管)
- 照明設備:6基
- 一・三塁側スタンド下に屋内練習場あり
- 収容人員:25,000人
[編集] 交通
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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