阪急航空
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 〒 大阪府八尾市空港2丁目12番地 |
設立 | 1960年11月1日 |
業種 | |
事業内容 | 航空機の運航事業、測量事業 |
代表者 | 代表取締役社長 奥田寛 |
資本金 | 9600万円(2006年1月20日現在) |
売上高 | 12億7432万8000円(2005年3月期) |
総資産 | 19億8945万3000円(2005年3月31日現在) |
従業員数 | 65名(2005年9月30日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 阪急電鉄100% |
外部リンク | http://www.hankyu-air.co.jp/ |
阪急航空株式会社(はんきゅうこうくうかぶしきがいしゃ)は、ヘリコプター・軽飛行機を運航する会社。
目次 |
[編集] 概要
阪急電鉄が100%出資する阪急阪神東宝グループの1社である。不定期航空運送事業、航空機使用事業の免許を保有し、ヘリコプター、軽飛行機によるチャーター便、貨物輸送、航空写真撮影、遊覧飛行などの事業を行っている。
大阪府の八尾空港、岡山県の岡南飛行場に運行拠点がある。一時期、神戸ヘリポート、舞洲ヘリポートにも拠点があった。
1990年7月から1991年8月までの間、神戸ヘリポート・湯村温泉ヘリポート間に定期旅客便を運行していた。
2006年1月に阪急電鉄がサイバーファームに阪急航空の全株式を売却すると発表したが、その後同年3月に撤回されている。
[編集] 保有機材
[編集] ヘリコプター
[編集] 軽飛行機
- セスナ C208 2機
- セスナ C207 2機
- セスナ C172 3機
[編集] 重大事故
- 1990年9月27日 川崎BK117B-1型(JA6605)が旭化成がチャーターした社用定期便として宮崎空港を離陸し宮崎県延岡市へ向かっていたが宮崎県日向市日知屋の牧島山に墜落、乗客乗員10名が死亡した。ヘリコプター1機の事故としては最多の犠牲者となった。視界が悪いにもかかわらず著しい低高度を飛行したことが原因と推定されている。
- 1991年8月5日 アエロスパシアルSA365N型機(JA9578)が湯村温泉ヘリポートを離陸した5分後に兵庫県美方郡村岡町の大峰山に墜落し、乗員乗客8名が死亡した。運輸省航空事故調査委員会は局地的な雲を回避せずに視界不良の中を飛行するうち尾根に激突したと推定し、原因はパイロットのミスとした。一方、阪急航空の運行責任者の不在、定期訓練の未実施、迂回ルートの設定の不備なども指摘され、同年10月に運輸省大阪航空局から業務改善を勧告された。
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