鶴見岳
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鶴見岳 | |
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別府市街地からの鶴見岳(左側) |
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標高 | 1374.5 m |
位置 | 北緯33度17分12秒 東経131度25分47秒 |
所在地 | 大分県別府市 |
山系 | |
種類 | 活火山ランクC |
初登頂 | -- |
鶴見岳(つるみだけ)は、大分県別府市にあるトロイデ型の活火山。標高は1,375m。日本三百名山のひとつ。東側山麓に広がる扇状地には別府温泉がある。
鶴見岳は阿蘇くじゅう国立公園に指定されており、初夏のミヤマキリシマ、秋の紅葉、冬の霧氷等の自然に恵まれている。 山頂へは、近鉄別府ロープウェイが中腹の別府高原駅(標高503m)から山頂の鶴見山上駅(標高1,300m)まで通じており、10分足らずで登ることができる。山頂からは、東方に別府市街や別府湾、南方に城島高原を見おろし、西方には由布岳や九重山を望む。晴れた日には東方に四国を遠望することができる。また、山頂には、火男火売(ほのおおほのめ)神社(通称、御嶽権現)奥院の石祠や鶴見七福神が祭られるとともに、テレビ塔が建てられている。
火山としては、867年頃に噴火大爆発をした記録があり、山頂北西部の地獄谷赤池噴気孔からは今も噴気が上がっている。2003年には、気象庁の見直しによって、活火山として認識すべき範囲が拡大され、気象庁指定の火山としては伽藍岳を加えて鶴見岳・伽藍岳と呼ばれるようになった。
目次 |
[編集] イベント
[編集] 鶴見岳大寒がまん大会
例年1月には、山頂で鶴見岳大寒がまん大会が開催され、氷のイスに座ってかき氷を早食いする「かき氷早食い競争」、氷のバケツに手を浸してから針に糸を通す早さを競う「地獄の針仕事」、素手で氷柱に抱きついて耐久時間を争う「氷柱しがみつき競争」等が行われる。
[編集] べっぷ鶴見岳一気登山大会
例年4月の第2日曜日には、海抜0mから標高1,375mの山頂までの約12kmの道のりを、日本で唯一、幹線自動車道を通らずに登山するべっぷ鶴見岳一気登山大会が開催される。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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