鹿屋テレビ・FM中継局
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鹿屋テレビ・FM中継局(かのや―・えふえむちゅうけいきょく)は、鹿児島県鹿屋市の高隈山御岳、及び霧島ヶ丘に存在するテレビ・FMラジオ放送の中継局。
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[編集] 概要
テレビのアナログ放送及び県域FM局は高隈山系御岳6合目の海抜930m付近に、テレビのデジタル放送は海抜700m付近に、コミュニティFMのFMかのやは霧島ヶ丘に立地する。AMに関してはMBCラジオが2003年3月まで鹿屋市札元の寿自動車学校付近に中継局を設けていた。
地元に設置されている案内板や、中学校・高校で実施される御岳登山のしおりには「テレビ塔」と記載されている。
[編集] 沿革
[編集] 送信設備
[編集] 地上デジタルテレビジョン放送
リモコンキーID | 放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | MBC南日本放送 | - | 45W | - | 鹿児島県 | - |
2 | NHK鹿児島教育 | 17 | - | 全国放送 | ||
3 | NHK鹿児島総合 | 22 | - | 鹿児島県 | ||
4 | KYT鹿児島読売テレビ | - | - | |||
5 | KKB鹿児島放送 | - | - | |||
8 | KTS鹿児島テレビ放送 | - | - |
[編集] 地上アナログテレビジョン放送
放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|
NHK鹿児島教育 | 2 | 映像75W(45W)/音声18.75W | 映像210W(125W)/音声51W | 全国放送 | - |
NHK鹿児島総合 | 4 | 映像200W(120W)/音声50W | 鹿児島県 | ||
MBC南日本放送 | 6 | 映像270W(160W)/音声67W | |||
KYT鹿児島読売テレビ | 25 | 映像300W(180W)/音声75W | 映像2.9KW(1.75KW)/音声730W | ||
KKB鹿児島放送 | 31 | ||||
KTS鹿児島テレビ放送 | 33 |
- KTS・KYTが共同で設置。
- その他の4波及び県域FM局が共同で設置。KTS・KYTと比較して海抜高度が10-20mほど下がっている。
[編集] FMラジオ放送
放送局名 | 周波数 | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|
μFM | 79.0MHz | 100W | 260W | 鹿児島県 | - |
NHK鹿児島FM | 84.1MHz | ||||
FMかのや | 77.2MHz | 20W | 32W | 鹿屋市 | 30,052世帯 |
- 県域局に関してはKTS・KYT以外のアナログ4波と共同。FMかのやは霧島ヶ丘に単独で設置。
[編集] 主な放送エリア
[編集] テレビ放送
- テレビ放送は鹿屋市(輝北町除く)・肝付町(内之浦町除く)・東串良町・大崎町・志布志市のうち旧有明町・曽於市のうち旧大隅町を中心に視聴されている。
- 海抜高度の高さや出力の高さから遠距離受信も盛んで、宮崎県串間市や都城市、三股町では鹿屋局を向けたUHFアンテナがみられる。
- 反対に山陰にあたる地域には別途中継局が設けており、鹿屋市内では鹿屋郷之原中継局(KYT除く)・鹿屋田淵中継局(KKB・KYT除く)・輝北中継局(NHKのみ)が設置されている。それでも受信状況が芳しくない地域では志布志中継局にUHFアンテナを向けている。
[編集] FMラジオ放送
- 県域局は海抜高度の高さや送信出力の高さ、そして周波数の特性から、大隅半島の大部分(鹿屋市輝北町・肝付町内之浦地区以外)で良好に聴取可能。宮崎県南部でも大半の地域で聴取自体は可能(但しFM鹿児島に関しては、宮崎市内でケーブルテレビ局が同一周波数で地元県域局を再送信しているため混信が発生する地域がある)
- コミュニティFMのFMかのやは県域局と比較して1/5の出力であることや海抜高度が200m程度であることから、県域局ほどのエリアはカバーしていなく、鹿屋市内でも聴取が困難な地域が存在する。反対に見通しさえ良好であれば宮崎県串間市や都城市でも聴取は可能。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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