齊藤喜久蔵
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齊藤喜久蔵(さいとうきくぞう、1923年11月30日 - 2003年9月8日)は、日本の化学者・実業家で、元大昭和製紙社長・会長。
[編集] 生涯
齊藤知一郎の三男として静岡県に生まれた。大昭和製紙2代目社長の齊藤了英(知一郎の長男)と政治家で元静岡県知事の齊藤滋与史(知一郎の次男)は兄、政治家で元防衛庁長官の齊藤斗志二(了英の次男)とジーク証券会長兼社長の齊藤四方司(了英の四男)は甥。
齊藤知一郎の息子たちの中で唯一の化学の道を進み、紙の研究に生涯を貫く。日本大学工業化学科卒業。ドイツの機械メーカーVOITOからの信頼を得て、大昭和製紙の機械のレイアウト、新しい紙の開発を行う影の立役者であった。
木材を細かくしたチップから紙を作らせた中心人物。大昭和仙台岩沼工場を世界一の生産能力を打ち出させ、紙業界の中でも大変された人物とされた。
昭和40年6月 斉藤林産設立 昭和41年10月 大昭和製紙 取締副社長に就任 昭和44年6月 昭和特種製紙 中京製紙を吸収合併 昭和59年1月 大昭和製紙 代表取締社長に就任
1985年に大昭和製紙の社長を解任された。
[編集] 受賞歴
紙パルプ技術協会 藤原賞 昭和61年 受賞
[編集] 外部リンク
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