龍神温泉
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龍神温泉(りゅうじんおんせん)は、和歌山県田辺市龍神村(旧国紀伊国)にある温泉。 「日本三美人の湯」のひとつとされる。(残りの二つは川中温泉(群馬県)、湯の川温泉(島根県)とされる)
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[編集] アクセス
高野山より48km、バスで1時間40分(冬は運行されない)、田辺より44km、JR紀勢本線紀伊田辺駅より龍神バス(急行)で1時間16分。紀伊半島の真ん中の山中。
マイカーでは、高野龍神スカイラインを利用するのが便利。
[編集] 泉質
- 重曹泉
[編集] 温泉街
[編集] 歴史
- 開湯は約1200年前とされる。弘法大師による開湯伝説が残る。また、発見は役行者で整備したのが弘法大師であるとも言われている。
- 江戸時代には紀州藩とも関わりが深く、藩主が湯治を行うために、「上御殿」「下御殿」を作らせた。但し、藩主の湯治は実現せず建物は村民に与えられた。上御殿、下御殿はそれぞれ旅館となり、上御殿の建物は現在も宿として使われている。
- 中里介山による時代小説『大菩薩峠』やその映画化作品において、主人公・机龍之助が目を癒した所として採り上げられ、全国的に有名になった。
- 平成8年5月2日、環境庁告示第26号により国民保養温泉地に指定。
[編集] 周辺
- 小森谷渓谷
- 衛門嘉門の滝
- 白壷赤壷の滝
- 紀伊山地
- 護摩壇山
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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