Econometric Society
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Econometric Societyは、経済学全般にかかわる国際的な学会組織である。世界的経済学者のみが会員となれ、会員に選ばれることは大変名誉である。
1930年に経済学者アーヴィング・フィッシャー とノーベル経済学賞受賞者ラグナル・フリッシュによって設立された。Econometric Societyが1933年より刊行しているEconometricaは、経済理論と計量経済学におけるもっとも重要な学術専門誌である。一般会員のほかに投票による終身特別会員制度(Fellow of the Econometric Society)がある。ノーベル経済学賞受賞者のほとんどが特別会員である。日本人には、雨宮健、青木昌彦、青木正直、浜田宏一、畠中道雄、林文夫、市村真一、伊藤隆敏、神取道宏、清滝信宏、松島斉、松山公紀、森口親司、根岸隆、西村和雄、奥野正寛、佐和隆光、鈴村興太郎、宇沢弘文がいる。