IATスーパーJチャンネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
IATスーパーJチャンネルは、岩手県の民放テレビ局、岩手朝日テレビ(テレビ朝日系列(ANN))で放送されている報道番組。テレビ朝日系列で放送中の「スーパーJチャンネル」のローカル版という位置づけになっている。
県内で最も若い放送局というハンデの中、特集などは他局に負けぬ作り込み方で、好評を得ている。これには出資会社でスポンサーでもある朝日新聞社盛岡支局の協力も大きい。
番組後半には青森、秋田の各系列局とニュース素材を交換し放送する「チャンネル北東北」のコーナーもある。
体制が脆弱な同局にとって、存在感を示すことができる貴重な番組でもある(一時期は平日唯一のローカル番組だったこともある)。
しかし開局以降一貫して、(年末年始や選挙投票日などの場合を除き)土・日曜はローカル部分を制作していない。
一部コーナーはキー局のテレビ朝日が首都圏で放送したコーナーをそのまま流している。
現在、金曜日は内容を情報番組ふうに変え、「金曜スーク。」として放送している。
目次 |
[編集] 沿革
1996年10月の開局時に、ネット番組「ステーションEYE」を形式上内包した「IATきらめきワイド」(ローカル部分は17:30~17:58)としてスタート。キャスターは新人アナ4名の輪番制をとり、岩手日報夕刊や首都圏で配布される朝日新聞夕刊を紹介するなど意欲的な試みを行った。「東京の情報にもニーズがある」という判断で、「ステーションEYE」は首都圏の放送内容(関東地方のニュースなど)をそのまま放送した。
ネット番組が「スーパーJチャンネル」となったことにともない、それにならったタイトルに改題し、ローカル部分の時間帯も他局と同じ18:30からとする。
その後、ネット番組「スーパーJチャンネル」の17時台を放送開始し、ローカル部分を17:40~に移す。18時台は「きらめきワイド」時代同様、キー局の内容をそのまま放送した。しかしローカル部分の放送時間が約20分と極端に短いことや、「いわて特盛!5きげんテレビ」(テレビ岩手)という強力な裏番組があったことなどから、再び18時台にローカル部分を戻し、現在に至る。
2000年からは同系列の青森朝日放送にならい、金曜日のみニュース番組の枠を外して「活金情報局」というタイトルで情報番組化。のちに「金曜スーク。」と改題して、より親しみやすい内容で構成している。ただし両者ともに「スーパーJチャンネル」の看板は外さず、ニュースコーナーを設けて県内ニュースも伝えている。
[編集] 放送日時
毎週月~木曜18:17~19:00
- 毎年6月中旬から約1ヵ月間は、高校野球企画番組「純情応援歌」の放送のため、18:45までの放送。
- 天気予報を18:55からのミニ番組として分離するなど、これまでに細かい変更がいくつかある。
[編集] 主なコーナー
- チャンネル北東北 - 青森朝日放送、秋田朝日放送が制作したニュースを放送。
- セレブなおけいこ - 女性アナウンサー3名が持ち回りでお稽古ごとにチャレンジ。
- ご当地名物お取り寄せ - ANN各局の取材した、地方の名産品を紹介する。
- 学びの旅倶楽部 - 同社の主催したカルチャーツアーの模様を放送する。
- 奥様鑑定団 - テレビ朝日で放送したものをそのまま放送
- 純ナマ温泉
- ナチュラルクッキング
[編集] キャスター
- 山田理(岩手朝日テレビアナウンサー)
- 樋口綾子(岩手朝日テレビアナウンサー)
天気予報
- 矢部順子、原田佳子、登田真由子(いずれも岩手朝日テレビアナウンサー)の持ち回り
- 提供はウェザーニューズ
[編集] 過去のキャスター
[編集] テーマ曲
- (~2006年9月)「輝煌」(女子十二楽坊)
[編集] 備考
放送した番組内容(ニュース項目や天気予報、特集の内容など)をWEB上に掲載し蓄積(アーカイブ)する試みも行われていたが、徐々に規模を縮小。現在はニュースを5項目ほど紹介しているが放送日ごとに更新され内容は蓄積していない。
[編集] この時間帯の他局で放送されているニュース番組
[編集] 外部リンク
[編集] 前後番組の変遷
岩手朝日テレビ 月~木曜夕方のニュース | ||
---|---|---|
前番組 | IATスーパーJチャンネル | 次番組 |
IATきらめきワイド |
岩手朝日テレビ 金曜夕方のニュース | ||
---|---|---|
前番組 | IATスーパーJチャンネル ↓ IATスーパーJチャンネル活金情報局 |
次番組 |
IATきらめきワイド | IATスーパーJチャンネル金曜スーク。 |
カテゴリ: テレビ番組に関するスタブ | 報道番組 | ローカル局テレビ番組