Kobaryu

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

この項目の本来の表記は「kobaryu」です。MediaWikiの技術的制限から先頭の小文字が大文字になっています。

kobaryu（こばりゅう、1975年7月30日 - ）は、日本のインターネットラジオパーソナリティ、パフォーマー、ネットワーカーとして知られる。

[編集] 略歴

本名：小林隆太（こばやしりゅうた）。神奈川県川崎市出身、東京都中野区在住。代々木アニメーション学院卒業。元プログラマー。血液型はO型（本人は長い間A型だと信じていたらしい）。既婚で1児の父。株式会社ユニオンアーティストに所属するアーティスト（歌手）と自称しているが、2007年3月現在未だにデビューしていないため、現段階においてはいわゆるプロ歌手ではない。

[編集] エピソード

2005年に発売された平井堅の楽曲「POP STAR」の替え歌「VIP STAR」を発表し、電子掲示板「2ちゃんねる」内で一躍有名になる。
「VIP STAR」以外にも、構造計算書偽造問題とヒューザーの小嶋進社長（当時）をネタにした、平井堅がカヴァーした「大きな古時計」の替え歌、「大嘘つきの古狸」や、オリジナル曲の「アクアリウムの向こう側」などいくつかの楽曲を発表した。
2005年12月25日にライブドアの忘年会に招待される。この事がきっかけでライブドア・ショック以降、多数のニュース番組でインタビューを受けることとなる。その後は、イベント等に積極的に参加するようになり、時折テレビにも出演するようになる。
2006年1月14日に行われたイベント、「ジャンクの花園 vol.1」に出演した際、自ら「VIP STAR」の動画を作成した（厳密に言えば既存のプロモーションビデオに歌詞テロップを付加しただけの改変）ことを公表した。（これは諸説有り、ネットで流通した動画は本人の制作ではないという説もある、ただし2006年9月10日に行われたzepp名古屋でのイベント,2006年12月10日に行われた東中野イベントで、バックに表示された2ch用語解説テロップ付き映像は本人制作だという)
2006年1月20日、テレビ朝日の報道ステーションでインタビューのVTR出演。2006年1月25日付の日刊スポーツの文化・芸能欄にも掲載された。これにより、インターネットユーザーだけでなくお茶の間での知名度が上がった。
替え歌のまとめサイト、Vip替え歌Wikiの管理人をしていたが、楽曲の作詞者に無断で替え歌の歌詞を掲載していたことで日本音楽著作権協会（JASRAC）から厳重注意を受け、閉鎖した。
2006年6月13日から2006年7月16日にかけて、私生活でのトラブルをきっかけに、自宅のある東京都から鹿児島県佐多岬まで自転車で走破した。

[編集] インターネットラジオ

ライブドアが提供するインターネットラジオ、ねとらじ内で、自身がパーソナリティを務める「kobaryuのお騒がせしちょります」を放送中。現在は声優である深石零もパーソナリティを務めている。2006年前半までは毎週月曜日、以降は不定期に土曜または日曜に放送。放送予定はmixiを通じて告知される。

以前は著作権フリー楽曲の放送や、用意されたお題への投稿を中心に番組が進行していたが、現在では下ネタを含むフリートークが中心となっている。基本的にはkobaryu単独での進行だが、時々ラジオのリスナーやミュージシャン、時にはkobaryuの家族がゲストとして出演することがある。2005年末より「VIP STAR」のブームを受け、リスナー数が一気に急増したが、2006年6月頃に一時放送が中断、その後復活して現在に至る。なお、知人向けローカル放送(通称ゲリラ放送)と称するラジオ（主に自宅サーバにて運用）では、日本音楽著作権協会（JASRAC）管理の楽曲等をBGMとして使用されていたが、現在はそれも行われていない。