O・パンニールセルヴァム
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O・パンニールセルヴァム(ஒ. பன்னீர்செல்வம் : O. Paneerselvam)はインドの政治家で、主にタミル・ナードゥ州の政治に参画している。タミル・ナードゥ州首相を一期務めた。1951年生。
[編集] 略歴
パンニールセルヴァムは、1951年に生まれた。
全インド・アンナー・ドラーヴィダ進歩党に入党し、ペリヤクラム選挙区から二度当選している。
2001年9月に、暴動時の失政の責任を問われて二年以上の懲役を最高裁判所に言い渡されていたJ・ジャヤラリターに代わる形で、州首相を務めることとなった。任期中はジャヤラリターの傀儡であるとの厳しい批判にさらされた。2002年3月には、懲役の判決が覆されたジャヤラリターがアーンディッパッティ選挙区の補選に勝利し、パンニールセルヴァムは州首相の座をジャヤラリターに返した。
州首相を辞した後は、第二次ジャヤラリター内閣の中で公共工事担当相となった。2006年にAIADMKが惨敗して下野した後は、AIADMK院内代表兼野党院内代表を二週間ほど務めた。
[編集] 人物
パンニールセルヴァムはとても柔和な性格で、テーニからマドゥライにかけての地方では非常に良い評判を得ている。
政治家になる以前には茶屋の主であり、現在でも店を営んでいる。
[編集] 関連項目
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