Progress
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この項目の本来の表記は「progress」です。MediaWikiの技術的制限から先頭の小文字が大文字になっています。
progress | ||
---|---|---|
T.M.Revolution の アルバム | ||
リリース | 2000年10月12日 | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | アンティノスレコード | |
プロデュース | 浅倉大介 | |
T.M.Revolution 年表 | ||
The Force (1999年) |
progress (2000年) |
B★E★S★T (2002年) |
progressはT.M.Revolutionの5thアルバムである。
[編集] 解説
T.M.R.-eとしての活動を経て、新生T.M.Revolutionとして初めてリリースされたアルバムである。また同時に最後の浅倉大介プロデュースのアルバム作品でもある。強いロック性とデジタルサウンドが融合をなしたTMRらしい一枚。
このアルバムのリリース、一連のツアーとシングル『BOARDING』発売後、TMRはしばらく表立った活動が少なくなる。ベスト盤リリースもあった関係で、これ以降のオリジナルアルバムは2003年の『coordinate』(ただし、コンセプトアルバムと名がうたれたこのアルバムは本編の収録時間が短く、新曲も4曲のみと少ないため、ミニアルバムとして考えることもできる)、あるいは2004年の『SEVENTH HEAVEN』まで待たれることとなる。
これまでのアルバムとは異なりアルバムバージョンの表記はないが、シングル曲には細かなミックスの違いがある。
[編集] 収録曲
- resurrection Ⅰ
- インスト曲。アルバムリリース前に行われたライブ「T.M.R LIVE REVOLUTION '00 -SUMMER CRUSH 2000-」でこの原曲のが披露されている。
- I.D. ~LOVE ME CRAZY~
- LOVE SAVER
- 14thシングルの両A面曲。両A面でありながら一般の認知度は低いが、ファンの人気は非常に高い。何回もアレンジされ、現在に至るまでライブでは欠かせない曲となっている。
- BLACK OR WHITE ? version 3
- T.M.Revolutionの封印解除後初めてリリースされた12thシングル。T.M.Revolutionとして正式デビューする前に「浅倉大介 expd.西川貴教」名義で発売されたシングルのリアレンジバージョン。
- last resort
- resortは行楽地ではなく「頼みの綱」という意味。相思相愛ではない状態から始まったカップルの葛藤が描かれている。
- 魔弾~Der Freischutz~
- 14thシングルで、『LOVE SAVER』とともにこのアルバムのリードシングルとして発売された。『独裁 -monopolize-』や『蒼い霹靂』、またこのアルバムの『I.D. ~LOVE ME CRAZY~』などでも歌われる、頼りない男の女性有利な恋愛を描かれた曲。ユニークなつくりのPVが話題となった。
- VITAL BURNER
- 『SHAKIN' LOVE』に代わるライブナンバーとして作られた。
- Private Storm
- 『OH! MY GIRL, OH MY GOD!』や『恋ニモマケズ』と同じカップルのことを歌っているらしい。8分の6拍子を中心に行われる拍子の移り変わりが斬新で、強い印象を与える。
- fragile
- 軽快なリズムの中でリバーブを強く効かせたストリングスやエフェクトの強く効いたギターなどにより構成される壮大な曲。ボーカル部分の割合が他の曲に比べ小さく、またAメロ部分のボーカルにエフェクトがかけられていたりするなど、編曲者である浅倉大介の趣向の強い曲。Every Little Thingのシングル曲とは異なり、この曲については「フレイジル」と発音するのが正しいとされる。
- HEAT CAPACITY
- 13thシングル。
- Trace Millennium Road
- 3単語の頭文字が揃えられた「TMRシリーズ」4曲目となるバラード。
- Master Feel Sad
- 他の曲とは異質の、260強のBPMをもつ非常に激しいロックナンバー。
- LIGHT MY FIRE
- アルバムを締めくくるミディアムナンバー。最近増えてきている西川作詞の曲の中でも、一番西川の気持ちが率直に表現されている歌詞だと思われ、ファンからの人気も高い。ライブの最後で歌われるのが定番となっている。
- resurrection Ⅱ
- resurrection Ⅰと類似したインスト曲。低音のビートが加えられているほか、1曲目より演奏時間が長くなっている。
作詞:井上秋緒(#2~8,#10~12)、西川貴教(#9,#13) 作曲・編曲:浅倉大介
この「Progress」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(Portal:音楽 Wikipedia:ウィキプロジェクト アルバム) |