UFO仮面ヤキソバン
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UFO仮面ヤキソバン(ゆーふぉーかめんやきそばん)は、1993年頃、日清食品の「日清焼そば U.F.O.」のテレビコマーシャルに登場したキャラクター。あまりの人気ぶりに、ビデオ映画やゲームソフトになったり、京都大学名物の“銅像アート”の題材にもなったりした。
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[編集] 登場人物
- UFO仮面ヤキソバン(マイケル富岡)
- 地球から100億km離れた「麺惑星ヤキソバーン」の王子で、スーツの胸には「U.F.O」と書かれている。必殺技は「メンアタック」「ソースビーム」「青のりフラッシュ」「あげ玉ボンバー」(この当時のUFOには揚げ玉が入っていた)。専用の乗り物は、透視と会話の能力をもつ「マッハUFO」。弱点である水をかけられると麺がフニャフニャになってしまうが、お湯をかけると麺がしっかりするためパワーアップし、大盛り仮面ヤキソバングレードになる。ビデオ映画ではパワーアップしたヤキソバンは、「ソースビーム」がパワーアップした「ソースバズーカ」でケトラーを倒している。
- UFOガール ヤキソバニー(松雪泰子)
- 1995年登場。ヤキソバンのいとこ。
- ケトラー(デーブ・スペクター)
- ヤキソバンのライバル。シカゴ出身で、日本中のやかんを独り占めしようと企む。
- にせヤキソバン(オスマン・サンコン)
- スーツが黒く、胸に「U.S.O.」(嘘)と書かれている。腰と頭には他社のカップ焼きそばを示唆するかのような四角いカップ容器を着けている。
[編集] CM以外のヤキソバン作品
[編集] ビデオ映画
- UFO仮面ヤキソバン 怒りのあげ玉ボンバー(ビクターエンタテインメント、VHS、1994年06月24日発売)
- 主題歌は影山ヒロノブが歌っている。
アジャコングやオスマソ・サソコソ等、当時有名だった人も登場。 本ビデオは内容からして一般のファミリー層を狙っているものと思われるが、『おとなのおもちゃ』を連想させる様な発言など、家族が見ると気まずくなるような場面も多い。
[編集] ゲーム
- UFO仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀(デンズ(アイ・ティー・シー)、スーパーファミコン、1994年10月14日発売)
- 当初懸賞用の非売品だったが、問い合わせが殺到し一般発売されることになった。懸賞版ではパッケージやラベルシールが実写になっていたものが、市販版ではイラストになっている他、起動直後のロゴマークなども変更されている(NISSIN→DEN'Z)。また、冒頭のヤキソバンからのメッセージも市販版では削られている。ゲーム内容は、ケトラーにさらわれた婚約者を助け出す為にヤキソバンが戦うアクションゲーム(ベルトスクロールアクションゲーム)である。ちなみにテントや一輪車などの本ゲーム以外の懸賞の景品は、アイテムとして本ゲームに登場。
[編集] 関連項目
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