Vassalord.

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日本の漫画作品

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『Vassalord.』 (ヴァッサロード) は、黒乃奈々絵の漫画作品。「コミックブレイドZEBEL」 (マッグガーデン刊) で連載。ドラマCDが株式会社フロンティアワークスから発売されている。

[編集] 概要

[編集] あらすじ

[編集] 登場人物

ジョニー・レイフロ：（声:藤原啓治）

この物語の主人公。吸血による汚染ではなく呪術を用いて自ら“堕落”し、真祖・ヴァンパイアとなった男。何故吸血鬼になる事を志したのか、その理由は不明。美麗なモノや童貞や処女の人間を好む。どうやらチャーリーをヴァンパイア化させた張本人のようで、度々命を狙ってくるチャーリーを掌で転がしているような節がある。また世界各国に隷属が多数居るらしく、中国で再会した少女のヴァンパイア、自称『プリンセス』のマリーも彼の隷属と思われる。またチャーリーとはホモのような奇妙な愛情関係か信頼関係で結ばれており、人の血を口にせず己の血を求めてくるチャーリーに快く自身の血を吸わせている。しかしその真意の程は不明。遥か昔に“クリス”という名の戦災孤児の男児と一緒に暮らしていた事がある。時折チャーリーを“クリス”と呼び、“クリス”が慕っていた“マスター”に顔が酷似している事から恐らく “クリス”の“マスター”で間違いないと思われる。また双子（？）に女ヴァンパイアのレイフェルがいる。第１話ではプール付きの豪邸に住んでいたが、現在はチャーリーのマンションに居候している。

チャールズ=J=クリスフント：（声:置鮎龍太郎）

この物語のもう一人の主人公。通称・チャーリー。レイフロからはふざけて“チェリー（童貞）”などと呼ばれているが、本人はその呼ばれ方を嫌っている。ヴァンパイアでありながら同類のヴァンパイアを憎み、次々と仲間を殲滅するサイバー・ヴァンパイアハンター。日の光を浴びても灰にならない。身体中をサイボーグ化させており、サイボーグ化させた肉体の特殊能力を駆使して敵と戦う。しかしやはり自身もヴァンパイアであるが故に血への欲求を抑えきれず、凶行に及んでしまわないように自身の主人であるレイフロの血を吸う事で何とか暴走する食欲を制していた。レイフロは自分がヴァンパイアとなる羽目になった最大の原因である為、当然レイフロには憎悪を抱いているが、時折優しくなるレイフロの態度や、どんなに抵抗しても彼の“隷属”に変わりない事実に対する諦め、そして憎みながらも何処か「悪くない」と思っている愛情にも似た想いなどからどうしても憎みきれないでいる。遥か昔にヴァンパイアの“マスター”と一緒に暮らしていた事があり、愛情を持って接してくれた“マスター”を敬愛していた。レイフロが時折チャーリーを“クリス”と呼ぶ事からその“クリス”少年で間違いないと思われる。真面目で誇り高い性格であり、ヴァンパイアを拒み“神の子”になる事を切望しているにも拘らず、やはり血を欲さずにはいられない自分を浅ましいと感じ、自己嫌悪に陥る事もある。機械（サイボーグ）犬のサクラを飼っており、数多の戦いを共に潜り抜けてきた。余談だが、レイフェルに唇(それもファーストキス)を奪われたことがある。レイフロいわく「親の褒めより神のしごきで伸びる子」。

レイフェル：（声:田中敦子）

レイフロが呼び寄せた双子（？）の女ヴァンパイア。顔はレイフロと酷似している。胸は大きく腰も締まっているナイスバディの妖艶な美女。自分の隷属であるチェリルを可愛がっている。レイフロとチャーリーに協力して“捜査官・レイフェル”として潜入捜査を試みた事もある。当初チャーリーは彼女を変装したレイフロだと思っていた。

チェリル・シェーン・ケイツ：（声:小野涼子）

レイフロとチャーリーが旅の途中で出会った少女。まだ幼いながらも一線のヴァンパイア・ハンターとして活動しており、とんでもない毒舌を吐く強気な性格。レイフェルの隷属。容姿は幼い頃のチャーリーとよく似ているらしく、一目でレイフロに気に入られる。しかしてその正体はヴェドゴニャという生まれながらにしてヴァンパイア・ハントの能力を持った特殊な人種であり、死後はヴァンパイアとなってしまう危険性を内包している。しかしヴァンパイアであるマスターのレイフェルを敬愛している所から、むしろ本人はマスターと同じヴァンパイアになれると喜び、それ程気に病んでいないようである。ヴェドゴニャの血で造る“血界”、自分の身長程もある大鎌の素振り、成人男性相手にも負けない体術など戦闘スタイルは多彩である。