いつみても波瀾万丈
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『いつみても波瀾万丈』（いつみてもはらんばんじょう）は、毎週日曜日の9:55～10:55（過去に数回、一部地域を除き11：25までの拡大版が放送されたことがある）に1992年3月22日から日本テレビ系列で放送されているトーク番組。字幕放送あり。12月3日からハイビジョン放送となる。
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[編集] 番組概要
毎回1人または1組のゲストを招き、そのゲストの波乱万丈な人生を再現VTRとゲストのトークで振り返っていく。
逸見政孝が司会の同系『いつみても平平凡凡』（芸能人とその家族がゲスト出演のトーク番組。最後に商品獲得をかけたゲームに挑戦）を引き継ぐ形で逸見・間寛平コンビで1992年3月22日にスタートした。
1993年9月、逸見が癌による闘病生活に入り、全ての仕事を休止したため、元日本テレビアナウンサーである福留功男が代役で司会を担当（初日は逸見からの録音メッセージが放送された）。その後、12月に逸見が死去。それに伴い、福留がそのまま正式に2代目の司会者となり、現在に至る。タイトルの「いつみても」は、初代司会者である逸見の名字「いつみ」から取っている。
2004年3月の汐留移転後も麹町分室のスタジオで収録されていたが、現在は汐留本社スタジオでの収録となっている。2004年10月30日の放送では1992年の番組開始以来初のスタジオを飛び出しての野外収録ロケが行われた。場所はこの回のゲストのエッセイスト・玉村豊男の農園場の長野県東御市から。また、2005年3月6日放送では作家・倉本聰の活動場所でもある北海道富良野市にて屋内での収録ロケがおこなわれた。
年始最初の放送では、11:25までの90分スペシャルで放送されることがあるが、一部地域では通常の10:55で終了するネット局もある（読売テレビは大半このケースで、その場合提供アナウンスは読売テレビが自社で送出する）。
次回予告のナレーションは福留が担当しているが、稀にナレーションの武田広が担当する事もある。
[編集] 出演者
- レギュラー
- ナレーション
- 元レギュラー（現・小野寺麻衣のポジション）
[編集] 放送エリア
- この番組は日テレ系列のない沖縄県でも沖縄テレビ（フジテレビ系）で同時ネットで放送されている。その一方で系列局の福井放送は、ANNとのクロスネットの関係上「サンデープロジェクト」を放送するため現在は放送されていない。（2000年6月から2001年3月まで土曜13:00～14:00に時差ネットで放送されていた。ただし、福井県でもテレビ金沢、中京テレビ（主に大野市周辺）、ytvのいずれかが受信できる場合は視聴可能。）この為、福井放送に対しては批判が多い様である。
- 山形放送では1993年4月から放送を開始している。
- 山口放送では1993年10月から放送を開始している。山口朝日放送開局と、それに伴うテレビ朝日系（但しANN協定に基づくニュース配信には参加せず、番組供給とニュースネットのみの参加だった）からの脱退・日本テレビ系への再一本化（クロスネット解消）により、これまでこの時間帯に放送していた「GS美神」と「題名のない音楽会」を山口朝日放送に移したため。
- 高知放送では1996年10月から放送を開始している。それまではフジテレビ系の裏番組「笑っていいとも!増刊号」を同時ネット（但し11:25飛び降り）していたが、1997年春の高知さんさんテレビ開局に備え、ローカルセールス扱いのフジテレビの番組が全て引き上げられたため、この番組のネットに移行した。
- 以前この時間に自社制作ローカル番組「もぎたてテレビ」を放送していた南海放送では、あいテレビ開局後に時差ネットで放送を開始、1995年4月NNSマストバイネットになってもしばらく時差で放送放送が続いたが、当番組と「もぎたてテレビ」を入れ替えて同時ネット番組へと変更された。
- 宮崎県では宮崎放送（TBS系）で6日遅れ（土曜日の午前中）で放送されていたが、2005年9月に打ち切られた。
- 大分県では2003年3月までテレビ大分（日テレ・フジテレビ系クロスネット）で金曜日の午後に放送されていたが、2003年4月からは大分放送（TBS系）で約1ヶ月遅れ（日曜日の午前中）で放送されている。
[編集] スタッフ
- 構成：浜田悠、東條真弓、中本麻理、兼上頼正、松林美紀、岡本寛子、上下真三
- プロデューサー：及川千津、荻原伸之、須田薫之、鈴木美江子
- チーフプロデューサー：菅賢治
[編集] 過去のスタッフ
[編集] そのほか
- 中京テレビ制作の「ろみひー」に寛平がゲスト出演した際、「いつみても波瀾万丈」収録中に「たまにゲストの話を聴かず居眠りをしそうになる」と、野際陽子等からあえて寛平にトークを振られる。と、ヒロミに語っていた。
- 2006年1月1日は「大笑点」放送のため番組は休止だったが、「大笑点」の中で「いつのまにか波瀾万丈」と題して本家の「いつみても波瀾万丈」のパロディー版が放送された（出演者はすべてものまね芸人だった。波瀾万丈伝VTR開始のBGMは本家と同じ）。
- 番組の手法とコンセプトは、ABCテレビの「ナンバ壱番館」に多大な影響を与えている。奇しくも2007年4月1日の放送で、落語家・五代目三遊亭圓楽が出演した時に1969年にABCテレビで放送された「サテスタ23」に圓楽がゲスト出演した回のVTRが流された。
- 加藤茶が出演した回にて、ビートルズ日本公演の前座を務めるドリフターズの映像（6/30夜の部）が放映された。ちなみにこの映像は公演当時（1966年）も含め一切放映されたことがなく、加藤自身残っているとは思っていなかったとコメントしている。公開されたのはこのときが始めてとされているが、昭和５７年の春、日本テレビ系の特別番組「あなたが選ぶビートルズベスト２０」でも放送されている。なお、後日高木ブーが出演した回において、もう一度放映された。いずれも現在も日本テレビのアーカイブスとして映像がのこされている6/30夜の部からの映像で、7/1昼の部はいまだ未公開。7/1昼の部の映像は現在ビートルズ側（アップルコープス）が直接管理しており今後も放映されることはないであろう（音声のみビートルズの海賊版CDにおいて確認することがでる）。
- 桂三枝が出演した回の終了直後に福岡県西方沖地震が発生した。
- 2007年3月25日午前9時42分ごろ、能登半島地震が発生した。このため、西岡徳馬が出演した回の途中から地震速報に切り替わり、途中中断した。
- 2007年4月1日の放送では、長年『笑点』の司会を務めた落語家・五代目三遊亭圓楽が出演し、圓楽はこの出演を以って高座に続いてテレビ出演も引退した。収録終了後、野際から花束を渡され、長年の労をねぎらわれた。
- 2007年4月8日の放送は、直前の3月27日に俳優・植木等が死去したことから、当初の予定を、植木を偲ぶ総集編（ゲスト出演された1998年3月放送分を再構成したもの）に変更された。
[編集] 外部リンク
- 順序：トップページ→情報→いつみても波瀾万丈
- 福井県で「いつみても波瀾万丈」を復活させよう! 福井放送での「いつみても－」の放送復活祈願の個人サイト
[編集] 前後番組の変遷
| 日本テレビ系 日曜9:30～10:25枠（1992年3月～1996年3月） | ||
|---|---|---|
| 前番組 | いつみても波瀾万丈 | 次番組 |
| いつみても平平凡凡 | 8:00 - THE・サンデー+30 9:55 - いつみても波瀾万丈 |
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| 日本テレビ系 日曜9:55～10:55枠（1996年4月～） | ||
|---|---|---|
| 前番組 | いつみても波瀾万丈 | 次番組 |
| 9:30 - いつみても波瀾万丈 10:25 - ミニ番組（各局別） 10:30 - ワザあり!にっぽん （CTV制作） |
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