おいでよ どうぶつの森
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ジャンル | コミュニケーション |
対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 | 任天堂総合開発本部 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1~4人 |
メディア | 256MbitDSカード |
発売日 | 2005年11月23日 2005年12月5日 2005年12月8日 2006年3月31日 |
価格 | 4,800円(税込) |
対象年齢 | CERO: A(全年齢) ESRB: Everyone OFLC: General PEGI: 3+ USK: w/o restriction |
売上本数 | 約405万本(2007年3月現在) 約130万本(2007年2月末現在) |
その他 | Wi-Fi対応 |
『おいでよ どうぶつの森』(おいでよ どうぶつのもり、英語名 Animal Crossing: Wild World)は、任天堂のニンテンドーDS用ゲーム。どうぶつの森シリーズの第4作品目である。2005年11月23日発売。略称は「おいもり」や「おでもり」。
目次 |
[編集] 作品概要
基本的な遊び方は、どうぶつの森シリーズの過去の作品と同じく、どうぶつの森で気ままに暮らすことである。本作ではニンテンドーDSの特徴である、ダブルスクリーン・タッチスクリーン、無線通信機能やインターネットプレイ(ニンテンドーWi-Fiコネクション)を活用できる。2006年12月、アニメーション映画『劇場版 どうぶつの森』が公開された。
[編集] 過去の作品との違い
『おいでよ どうぶつの森』では、施設が一新され、関所と役場が追加された。駅・交番・郵便局・ゴミ捨て場・おやしろ(泉)の機能は関所と役場と流れ星が代わりに行うようになったため、これら5つの施設は廃止された。また、博物館内部には天文台と喫茶店が追加され、天文台で自分の星座を作ったり、喫茶店でコーヒーを飲んだり「とたけけ」のライブを聴いたりすることができるようになった。魚や虫の種類も格段に増え、サメやマンボウなど素人では到底つれないものや、サソリやタランチュラといった危険な虫も出現するようになった。また、これまでのシリーズに登場したハチもスズメバチと言う名前になっている。
前作までの○丁目○番地という表記が無くなり、地面も平面からドラム式になったため、今までより見通しが良くなりスムーズに移動できるようになった。また、2画面になったことで空を見ることが出来る。
自分の家はソフト1個で遊ぶことができる4人全員で集団生活 することになり、部屋を自分の思いのままにコーディネートすることが難しくなった。1人だけで生活することも可能だが、その際「目玉商品」という商品が出現しない。また、セーブするときには自分の家の屋根裏部屋のベッドで寝ることになり、以前登場した物やお金を預けることができたハニワくんは廃止された。ちなみに、スタートボタンを押すことでもセーブできる。
この作品では新たに帽子やアクセサリー、美容院の登場などで今までのシリーズよりもファッションの幅が広がり個性を演出しやすくなった。
ニンテンドーWi-Fiコネクションにより64DD時代の構想であったネットワークを介しての交流を実現し、最大4人まで同時にゲームを楽しむことが可能となった。これにより、プレイヤーはこれまでコントローラパックやメモリカードを使用して行なってきた「おでかけシステム」を、直接的に行なうことが可能になった。また、一部の心無い利用者が自分の村に勝手に入ってきて、村の木を勝手に切り倒したり、村中にゴミをばら撒いたりする荒らし行為を予防するために、おでかけには訪問者と訪問側の村のプレイヤーが双方のともだちコードと呼ばれるID登録と許可をすることが必要となった。それでも、村荒らしをする人はいる。
nintendogsで好評だったすれ違い通信にも対応している。村の浜辺からメッセージボトル(見ず知らずの人と通信をするため、解説書などにも、個人情報は書かないでください、との説明がある)を流し、すれちがい待機状態にしておくと、時々他のユーザーとメールを交換することがある。
過去のシリーズで好評だったファミコン家具(実際にファミコンのゲームが遊べる家具)が廃止された。また、ゲームボーイアドバンス、カードeリーダーとの接続は本作では廃止された。一部の住人と来訪者、施設の住人と家具、服が消滅し、島の住民も村の住人と同じ扱いになった。今作で消えてしまった服が前作での初期服であった住人は、初期服が変更されている。来訪者と施設の住人ではカットリーヌ、フーコ、マスター、ししょー、ホンマさん、ラコスケ、まいごちゃん、おかあさんが、住人では、あるみ、ロデオ、まきば、フォアグラ、ジーニョ、ビアンカ、パッチ、キング、ユメコ、ルナ、アデレード、まんたろう、エテキチ、さるお、モンこ、エイプリル、チッチ、サルモンティが初登場(エテキチ、さるお、モンこ、エイプリル、チッチ、サルモンティについては、村長からのプレゼント(すれ違い通信キャンペーン)によって来る特別な住人)。
また、家具のテレビをつけると番組が映るようになった。その番組は平日と土・日で構成が違い、時間が変わるにつれて変わる。
[編集] 村長さんからのプレゼント
ゲームショップやイベント会場では、すれちがい通信機能を利用して村長さんからプレゼントがもらえることがある。また、特別な日にWi-Fi機能を利用して、プレゼントの配布が行われる。このプレゼントは、特別なもののため、多額のゲーム内の金銭で取引されることがある。さらには、現実の金銭でやり取りする人まで出現した。現在この村長さんからのプレゼントを配信しているのは劇場版前売り券の金のアイテムプレゼントのみである。
[編集] 好調な販売
2005年11月23日にニンテンドーDSにて発売された本作は、初のニンテンドーWi-Fiコネクション対応ソフトとしてリリースされ、12月ではないにも関わらず初週35万本を売り上げた。シリーズとして、またニンテンドーDSで発売されたソフトとしても高い初週売上を達成した。なお、この週、ニンテンドーDS本体の売上台数も、約16万台を記録している。発売3週目には累計販売本数を約68万本まで伸ばした。2005年12月26日に東京都内で行われた「ニンテンドーDS Touch! Generations 新作ソフト記者発表会」にて、『おいでよ どうぶつの森』が127万本の出荷を記録したと発表。2006年12月時点で365万本を販売。2007年2月には販売本数が400万本を突破した。
[編集] CM
2006年3月にはゲーム内の季節が春になったことを機に、上野樹里の演じる新たなCMが作られた。またこの時点に出荷数が200万本を突破し、CM中に字幕で「おかげさまで200万本」と記された。「おかげさまで~」のフレーズは2005年前半にニンテンドーDSが150万台突破した際のCMにも、Wiiが200万台突破した際にも使われていた。
[編集] 関連項目
- どうぶつの森
- どうぶつの森の登場キャラクター一覧
- 劇場版 どうぶつの森
- ニンテンドーWi-Fiコネクション
- ボトルメールの商標に抵触する恐れから、本作では「メッセージボトル」と呼ばれている。